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パワハラ育ちの50代以上に現代人の若手新人教育は無理だと思いませんか?

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東京のとある会社に勤める、会社員ブロガーのエンハスカイと申します。

僕は40代で中間管理職の僕ですが、先輩と若手を見ていて気づきました。

50代以上のベテラン社員に、現代人の若手新人を教育することは無理だという事実です。

ベテラン社員に新人教育を任せると、ことごとく新人が潰されて辞めてしまいます。

磨けば光る原石が、石のままで辞めてしまう。

今の若手に、根性がないという理由だけではないと思います。

これは今の時代、どこの会社でも共通する問題点なのではないでしょうか。

なぜ50代以上のベテランには、現代の若手を教育することができないのか。

なぜ同じ日本人で同じ日本育ちなのに、ここまで考え方が合わないのか。

答えにたどり着きましたので、ブログにまとめました。

根本的な育ち方や考え方が全く違うので、分かりあえる訳がない

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ベテランと若手が、なぜわかり合えないのか。

それは同じ国でありながら、生きてきた環境や常識がまるで違うからです。

根本的な考え方が、まったく違う。

共通点なんて、日本語で会話できるくらいではないでしょうか。

同じ日本の日本人同士でありながら、育ってきた文化そのものが違うと言っていいでしょう。

50代以上の考え方若手の考え方
根性論大好き論理がすべて
出世が優先出世より自由
厳しさに耐えて一人前パワハラ大嫌い

もう考え方が真逆です。

僕から見れば戦国時代の人間と、現代人が会話しているように見えます。

あまりにも、常識が違いすぎる。

あまりにも、育った環境が違いすぎる。

そもそもが、わかり会えるはずがないのです。

50代以上の根性系の教育方法は、現代人には通用しない

起こる上司イメージ 画像

僕が見ていて思った、50代以上のベテランが若手に対する主な接し方は3つ。

  1. 教えない
  2. 崖から突き落として、這い上がって来るのを待つ
  3. 代わりはいくらでもいると考えている

基本的にこの3点が、当てはまるのではないでしょうか。

一つずつ説明します。

50代以上のベテラン社員は、教えることをしない

基本的に50代以上は、自ら教えることをしません。

見て勝手に覚えろ、が主な教育スタンス。

俺の時代は見て覚えたんだから、お前らも見て覚えろ」の考え方です。

そして教えてないのに、出来ないとブチギレて怒る。

「どうしてこんなこともできないのか!」と。

出来るわけありません。

教えてないのだから。

ベテランは叱咤のつもりですが、若手にしたら恐怖でしかありません。

しかしベテランこの方法でしか、教育ができません。

なぜなら、自分がそうやって育った世代だからです。

崖から突き落として、這い上がって来るのを待つ

主な教育方法は、まず崖から突き落とす。

そして、這い上がってくるのを待ちます。

何も教えません。

何も教えないで、這い上がってくるのを待ちます。

這い上がって来なければ【使えない新人】のレッテルを貼り、捨て去ります

根性がないと。

ふるいにかけて残った人間だけ残ればいい、の考えです。

就職氷河期であった現在の中堅社員は、ツライ状況でも辞めてしまったら仕事がないロスジェネ世代です。

生きるために崖から這い上がるしか道がないので、必死でした。

そのためロスジェネ世代は、この教育方法が通用しました。

しかし現代の若手には、まったく通用しません。

崖に突き落としたら、基本的に帰ってきません。

パワハラ、ブラック企業認定です。

代わりはいくらでもいると考えている

今は少子高齢化で、若手は引く手あまた。

企業が若手不足のため、若手側が会社を選ぶ時代です。

自分の条件にあった会社を探せば、それなりに見つかることでしょう。

そんな現代なのに、崖から落として捨て続けるベテラン。

ベテランの方はこう言うでしょう。

「そんなヤツは、世の中通用しない!」

「そんな甘い考えのヤツはいらない!」と。

気持ちはよくわかります。

ですが時代は大きく、急激に変わりました。

残念ながら、全くわかってません。

今の世の中、甘い考えが通用してしまうのです。

若手は、嫌ならいつ辞めてもいいと考えています。

それでも、生きていける世の中なのです。

「ついてこれるやつだけ、ついてこい!」とベテランは言います。

しかしこの考えでは、現代の若手は誰もついてきません。

この考えでは、人手不足で会社が潰れます。

どうしてもベテランの人は、【変わりの人間はいくらでもいる】的考えが抜けないのです。

気づいていないのです。

既に変わりの人間がいる時代が、終わっていることに・・・・・。

ならば教育担当は誰に任せるべきなのか?

土手を5人の走る影 画像

教えずに使えない新人のレッテルを貼って、育つ前に切り捨てるベテラン社員。

それでも頑張ってくれる若手もいます。

しかし残った根性のある有望な若手社員も、簡単に切り捨てられていく仲間たちを見ています。

簡単に社員を見捨てる会社=ブラック企業ですよね。

いつクビにされるかわからない危険な会社に、在籍し続けることは不安でしかありません。

せっかく残った優秀な若手も、転職を考えてしまいます。

そんな会社が待っている未来は業績不振でなく、人手不足倒産です。

若手は企業にとって、必要不可欠な人材です。

そのためには現代のスタイル、現代の若手にあった教育を行う必要があります。

では、誰が教育を担当するのか。

会社の未来を背負う、中堅社員が教育担当をやるべきです。

前途説明したように50代以上のベテランには、残念ながら若手の気持ちを理解することができません。

若手側も同じく、ベテランの気持ちを理解することができません。

会社の思惑と、若手の気持ちを両方理解できるのは中堅社員です。

ただし、責任のある中堅社員にやらせることが必須。

中堅でもやる気がなければ育てる気もありませんので、そんな人間に教育を任せても若手は当然育ちません。

ですが責任感のある中堅社員は、会社の稼ぎ頭なので忙しいんですよね・・・・。

育て方次第。若手はみんな磨けば輝くダイヤモンドです

ダイヤモンド 画像

最初は能力がない若手社員でも、磨けば光る原石です。

今は石でも、磨き方次第で立派なダイヤモンドになります。

そんな大事なダイヤモンドを簡単に捨てられては、たまったもんじゃありませんよね。

問題は磨き方。

今の時代にあった磨き方で、磨かないといけません。

放置しても、勝手に育つ若手も稀にはいます。

しかしそのタイプの若手を、決して基準にしてはいけません。

若手が教育なしで、勝手に育つと勘違いしないでください。

簡単に見捨ててはいけません。

もちろん、厳しさも必要です。

ベテランからすれば、若手の甘さが耐えらないことでしょう。

中堅の僕でも若手の甘い考えに、キョトンとすることがあります。

ベテランの気持ちはよくわかりますが、時代は変わりました。

甘さを受け入れる必要があるのです。

現代の常識には、勝てないのです。

「今どきの若者は・・・」と言っている時点で、現代人に自分が通用しない証拠なのです。

最後に一言

もちろん今の若手に合った教育のできる、50代以上のベテランもいるでしょう。

崖から突き落としても、這い上がってくる若手もいるでしょう。

しかしそんなベテランも若手も、ほぼいません。

これが今、日本が直面している現実なのだと思います。

様々な経験を積み、修羅場を潜り抜けてきた50代以上の人は尊敬できる人ばかりです。

教わることは、たくさんあります。

ですがどう考えても、教え方が下手すぎる。

モチベーションの上げ方が、下手すぎる。

これは急激に、時代が大きく変化したせいでしょう。

パワハラが当たり前の時代に育てば、そのパワハラ教育方法が正しいと考えてしまいますよね。

しかしパワハラ崖から突き落とし時代は、終焉を迎えました。

そして何より、若手を簡単に確保できる時代ではないのです。