どうも、ハスキです。
今回は、スマホの半額サポートについて。
僕は10年以上、ソフトバンクを使用しています。
約10年前はソフトバンクしかiPhoneを販売しておらず、iPhone欲しさにドコモからソフトバンクへ変えました。
iPhone4だったかな。
それからずっとソフトバンクのiPhoneです。
今はiPhone11。
iPhone11は4年分割の「トクするサポート」で契約したので、2年で返却すれば残り2年の支払いが免除されます。
半額でiPhoneを使用できて、また最新機種が手に入る。
「なんてお得なシステムなんだっ！」と、感激。
そして2年が経過したので、お得なうちにiPhone13に買い替えようと思った・・・が一旦冷静に考えてみました。
そして、ふと気づいてしまった。
この半額サポート、本当はお得じゃないのでは？・・・と。
そしていろいろと調べた結果、スマホ半額サポートは【悪魔の契約】であることに気がつく。
そこでスマホ半額サポートを解約して、「地獄のループ」から逃れることを決意。
僕がスマホ半額サポートを【悪魔の契約】と気がついた理由を紹介してシェアしたいと思います。
実はデメリットのほうが大きい！スマホ半額サポートが【悪魔の契約】と言わざる得ない理由とは
一見良心的なプランと思える、スマホ半額サポートの契約。
大手3大キャリアならば、どの会社もほぼ同じ内容の契約方法です。
| ドコモ | いつでもカエドキプログラム |
| au | スマホ得するプログラム |
| ソフトバンク | 新トクするサポート |
キャリアごとに名前は違いますが、中身はほぼ同じ。
本当に談合していないのか？と思ってしまうほど、3大キャリアのプランって同じですよね。
3〜4年分割支払いで、「2年分払ったら残りの残債を免除します」といった内容。
半額の支払いをせずに、最新のスマホと交換できる。
スゴイお得に感じますが、ちょっと冷静になって考えてみました。
冷静に考えたら、スマホ半額サポートが【悪魔の契約】と気がついた
お得だと思ってしまいますよね。
僕もデメリットなんてないと思って、2年前に契約しました。
ですが、キャリアだって慈善事業ではありません。
キャリアが儲けるカラクリがあります。
できるだけ高く、できるだけ長くお金を落としてもらい。
この悪魔の契約は、情報弱者から効率よく売上げを上げる仕組みなのです。
その理由を上げます。
- 2年で買い替えを強要
- 永遠に終わらないローン地獄
- 端末代が高い
- 永遠にキャリアを変えられない
2年で買い替えを強要
半額サポートの1番の魅力は、2年払いきった時点で買い替えれば最もお得になること。
誰だって得したい。
誰だって損したくない。
そんな人の心理に上手くつけ込んだ契約が、半額サポート。
冷静に考えてみてください。
まず第一に、スマホを2年で買い替える必要があるでしょうか？
中古のスマホが半額サポートの下取りより、高く売れるのはなぜか。
そこに需要があり、当然まだまだ使えるからです。
ですが損したくないので、半額サポートを使用して2年で買い替えてしまいます。
最新の高額機種に。
買い替えは強制ではないので自己判断の扱いですが、事実上2年で買い替えを強要されているのと一緒なのです。
永遠に終わらないローン地獄
4年間分割の支払い中に、残り2年で買い替えれば支払い免除。
その後は買い替えた新機種で、新たに4年分割のローンがスタート。
その2年後に、また買い替え。
その次の次も、です。
「支払いが永遠に終わらないローン地獄」の、底なし沼です。
しかも高級機種しか買い替えができないので、値段が上がるか良くて同額。
いくら支払っても終わることがない、無限ローン列車。
普通に考えれば、支払い終わって初めて得をするものですよね。
もしくは高く売って。
それが真っ当な買い物だと思いませんか？
端末代が高い
スマホはスマホショップでしか、購入できないもの。
そう思ってしまいますよね。
僕もずっとその考えでした。
過去はそうでしたが、現代でこの考えは時代遅れと言わざる得ません。
3大キャリアのiPhoneは高い！
キャリアで購入する最新iPhoneは高い！！
これはアップルストアと比べれば、一目瞭然です。
| ドコモ | ¥142,560 |
| au | ¥143,040 |
| ソフトバンク | ¥144,400 |
| アップルストア | ¥122,800 |
上記はiPhone13 Pro 128GBですが、どのiPhoneシリーズも同じように高い。
一般人が直接appleから購入できいなら、高くても購入するしかありません。
ですが、普通にアップルストアで誰でも購入できます。
近くに店舗がなくても、オンラインストアで購入できます。
それをわざわざ数万円も高く、キャリアから購入する理由があるだろうか？
ない。
どう考えてもない。
下取りだって、アップルストアで出来ます。
メルカリやヤフオクでも、キャリアの下取りより高く売れます。
永遠にキャリアを変えられない
面倒だからと、同じ契約を続けたい気持ちはよくわかります。
僕もずっとそうでした。
ですが、時代は大きく変わりました。
気が付けば、格安SIMやお得なプランが外の世界にはゴロゴロあります。
半額サポートを続けているかぎり、それに気がつけることがないのです。
一旦外の世界を見てみましょう。
時代はSIMフリーが普通となり、解約手数料もなくなりました。
自分にあったお得なSIMブランドが、必ずあると思います。
それでも続けますか？
悪魔の契約を。
半額サポートって実はキャリア側はメリットだらけ
2年分以降の支払いを免除して、キャリアは損をしないのだろうか？
そう考えたことはありませんか？
答えは、まったく損をしません。
むしろ得しているのです。
その理由を解説しましょう。
- 良質な中古スマホが安定的に入手できる
- 最新の高額スマホが2年おきに自動で売れる
- 永遠に契約を継続できる
良質な中古スマホが安定的に入手できる
みんな不思議に思うでしょう。
買い取ったスマホを、どうするのだろうか？と。
買い取ったスマホは、海外に売りさばいているのです。
もちろん買取価格より高く。
中古品とはいえ、日本人が丁寧に使用したスマホ。
しかも、2年しか使用していません。
ハッキリ言って、【上物】です。
自動車でいえば、丁寧に2年だけ乗った高級車。
この上物を、悪魔の契約によって安定的に入手。
計画通りに入荷できて、安定的に出荷ができる。
最新iPhoneが簡単に手に入らない新興国に販売して、荒稼ぎしているのです。
最新の高額スマホが2年おきに自動で売れる
上位機種のスマホは高額なため、普通に考えて簡単に買い替えできない製品です。
頻繁に買い替えるのはお金持ちか、スマホマニアくらいでしょう。
ですが半額サポートという悪魔の契約に、みんな騙されてしまいます。
お得だと思って、10万前後する高額スマホを簡単に購入してしまう。
この悪魔の契約によって、黙っていても2年おきに【勝手に】買い替えてくれます。
まだまだ、全然使えるのに。
買い取ったスマホは、海外に流してしまえばキャリア側に損なし。
自動車で言えば、高級車を勝手に2年で買い替えてくれるようなものです。
永遠に契約を継続できる
半額サポートを利用して新しい機種に乗り換える場合、自社以外は認めません。
購入せずに返却のみも可能ですが、その場合は損する金額設定になっています。
得するためには、同じキャリアで買い替えるしかない。
2年後も、そのまた2年後も。
ずっと同じキャリアから、逃げられません。
2年おきに高額機種が高く売れて、上物の中古品が安定的に手に入り、契約を永遠に継続できる。
これが半額サポートの中身です。
スマホ半額サポートの継続が向いている人とは
上記説明が、半額サポートが【悪魔の契約】と言わざる得ない理由です。
ですが、それでも半額サポートが向いている人がいることも事実。
半額サポートを継続してもいい人の条件を上げてみます。
- すべてショップに任せたい人
- 現状のキャリアに貢献したい人
- 損しても現状維持優先の人
すべてショップに任せたい人
半額サポートに、デメリットが多いことはよくわかった。
それでもショップに任せて説明が聞きたい。
それも一つの考えだと思います。
間違いではないでしょう。
店員さんが親切丁寧な店舗ならば、高くても満足できます。
機種代が高かろうと、プランが高かろうと、ローンが永遠に終わらなかろうと、全部ショップの管理費だから仕方ないと思えればOK。
この管理費で、ショップが成り立っていることも事実ですから。
現状のキャリアに貢献したい人
いま使っているキャリアが大好きで、乗り替えるつもりなんてゼロな人。
つまり、キャリアのファンです。
高くても、キャリアに搾取されても構わない。
応援しているファンならば、喜んでお金だすことは理解できます。
それもありです。
キャリアを応援する意味で、高いと知ってても今のキャリアから買い物をしたい。
そう思えれば、損とは言えませんから。
損しても現状維持優先の人
とにかく、新しいことが面倒な人。
歳を重ねると、新しいチャレンジが億劫になってしまうものです。
その気持ちも、よくわかります。
僕も40代なもので。
高くても、損しても、今のルーティンでいい。
面倒なことのほうがデメリット。
それも一理あるでしょう。
楽天モバイルの半額サポートだけはデメリットがほぼない
スマホ半額サポートが悪魔の契約だと気がついてから、キャリア変更を検討するために色々と調べました。
良いプランの会社がたくさんあって悩みましたが、料金プランが完璧だと思う会社が楽天モバイル。
楽天モバイルも半額サポートを行っている、3大キャリア以外のメーカーですが、楽天モバイルの半額サポートだけは毛色が違います。
楽天モバイルの半額サポートだけデメリットがほぼない理由
楽天モバイルの半額サポートだけ、他の3社とは路線が違う。
対応する半額サポートはiPhoneだけですが、まるで利益を取ろうとしていないよう。
どうやら、ひたすらiPhoneを売りたいものと思われます。
詳しいことはわかりませんが、appleからのiPhone販売ノルマがキツイのかも・・・。
とにかくデメリットが見当たらないし、明らかにメリットが大きい。
そう思う理由は
- iPhone価格がアップルストアと同額
- キャリアを乗換えても、楽天回線を契約しなくてもOK
- MNPで最大35,000楽天ポイント付与
iPhone価格がアップルストアと同額
他の3大キャリアのiPhoneは、アップルストアより割高です。
儲けを考えれば、まぁ納得できますよね。
ですが楽天モバイルは、アップルストアと同額で販売しています。
無印のiPhone13なんて、アップルストアよりも安い。
これはiPhoneの販売で、利益を確保するつもりがないと思われます。
iPhoneの販売台数を伸ばすことが、1番の目的みたい。
キャリアを乗換えても、楽天回線を契約しなくてもOK
他の3大キャリアは、契約を継続してもらうために半額サポートを実施しています。
当然自社のみで契約することが必須です。
だが楽天モバイルは違う。
楽天回線を契約しなくても半額サポートOKだし、2年後にキャリアを乗り換えても半額サポートが適用されます。
これは楽天経済圏への取り込みが目的なのでしょう。
iPhoneの販売台数が増え、2年返却で良質な中古スマホが手に入り、楽天経済圏へ取り込める。
これだけでも、楽天側に十分メリットがあります。
MNPで最大35,000楽天ポイントの付与
楽天モバイルの契約によって、楽天ポイントがガッツリつきます。
楽天の必殺技ですね。
キャンペーンによって違いますが、電話番号を他社から乗り換えるNMPでiPhone13を購入すると、最大で35,000ポイントを付与。
事実上の35,000円引きです。
Android購入で、25,000ポイント。
いまのiPhoneを使用して、他社からの乗り換えても24,000ポイント。
乗り換えでなく新規でiPhone13を契約でも25,000ポイントが付きますので、どんな条件でもお得なポイントが付与されます。
（ポイントは2022年2月の情報です）
実質の値引きですので、これはかなり大きい。
ポイント獲得だけでも、楽天を選ぶメリットがあります。
スマホ半額サポートの返却時に、手数料3,300円かかることが唯一のデメリット
デメリットがほぼない、楽天モバイルの半額サポート。
「ほぼ」というのは、一つだけデメリットがあるからです。
それが返却時の事務手数料。
半額サポートで返却を実行した場合、事務手数料が3,300円かかります。
これが唯一のデメリット。
返却しないで、メルカリやヤフオクで売ってしまえばいいだけですが。
僕は楽天モバイル+POVOのデュアルSIMを考えてます
色々と偉そうなことを言ってますが、僕は現在ソフトバンクのまま。
悪魔の契約を断ち切る決意はしましたが、お得になる方法を模索中です。
そのなかで、現状最強の契約が【楽天モバイル+POVO】のデュアルSIM運用でないかと考えています。
楽天モバイルとPOVOのデュアルSIMがナンバーワンだと思う理由
楽天モバイルの料金プランは完璧です。
さまざまなメーカーの、いいとこ取りの料金プラン。
文句のつけようがない。
1GB以下なら0円だし、無制限に使っても2,980円（税込み3,278円）という、どこを切ってもお得な設定になっています。
ですが楽天モバイルは、電波状況に問題が。
楽天メインにしたいが、通信状況が不安すぎる
楽天モバイルの料金プランは申し分ない。
契約して、金額面で損することはないでしょう。
問題は、楽天回線がちゃんと繋がるかです。
基地局をどんどん増やしているので、楽天エリアの心配はしていません。
実際に2022年2月の時点で、人口カバー率96％。
楽天回線エリアの拡大はいいのですが、その楽天回線自体が弱いことが問題です。
エリア内でも、屋内や地下は繋がりにくい電波。
繋がらなかったら、いくら料金プランが魅力的でも意味がありません。
ですが時代はデュアルSIM。
繋がりにくい状況ならば、繋がるよう他のSIMでカバーしてしまえばいいじゃないですか。
デュアルSIM運用で電波を確保すればいい
楽天一本だと、電波の弱さが不安。
全然繋がらなかったら、悲しすぎます。
そこで最適なデュアルSIM運用。
電波が不安な楽天+安定的な電波のSIMで電波状況を網羅してしまえばいい。
デュアルSIM対応スマホならば、この方法が実現できます。
僕調べでは楽天モバイルの相方はPOVOが最強
楽天モバイルにマッチするSIMブランドを検討しました。
その結果、POVOがベストパートナーと判断。
POVOはau内のブランドで、基本料0円のSIM。
使いたいときに、使いたい分だけギガをトッピングするシステムです。
他メーカーでは、いくら安くても月額料金が発生します。
楽天回線で、ほぼ問題なく使用できるかもしれません。
その場合は、繋がらないときだけ課金すればいい。
しかもPOVOはauグループなので、通信の心配が皆無。
簡単にアプリでギガをトッピングできるPOVOが、楽天モバイルと相性抜群だと判断しました。
POVOメインで楽天がサブでもいい
というか、POVO1本でも十分です。
月に3ギガ課金しても990円。
出張先などでガンガン使いたいときは、330円で24時間使い放題のトッピングがあります。
現状はテレワークメインなので、外出するときだけ24時間使い放題の課金でもいいし。
POVOのみで事足りると思いますが、楽天モバイルは使わなくても契約するメリットがあります。
楽天ポイントと無料通話です。
楽天モバイル契約で楽天SPUポイントが1倍アップ
楽天モバイルは、契約だけでポイントのSPUが1倍アップします。
楽天って、結構買い物しますよね。
勝手にポイントが1倍つきますので、契約しているだけでお得なことは間違いなし。
しかも端末を楽天から購入すれば数万ポイントゲット。
アップルストアからiPhoneを購入するなら、楽天から購入したほうが当然お得です。
Rakuten Linkで無料通話が可能
専用アプリのRakuten Linkから電話をかければ、無料で電話し放題です。
音声品質はイマイチとの評価ですが、別に日常の通話なんて話せれば問題ありません。
LINE交換済みの仲間ならば、LINEで電話すればいいことですし。
あとがき
キャリアの半額サポートが【悪魔の契約】である理由をことをまとめます。
- 2年で買い替えを強要される
- 永遠に終わらないローン地獄
- 端末代金が高い
- キャリアの移動ができない
解約する十分な理由だと思います。
僕はこの悪魔の契約から、脱出することにしました。
アップルストアより端末代が高くて、2年しか使用しないで新しいローンを組まされ、ローンが永遠に終わらない。
しかも基本料金は高く、最新機種しか選べないので節約も不可。
もっと早く気がつけばよかったと思いますが、この時点で気づけてよかったとしよう。
とはいえ半額サポートは2年おきに定期的な機種交換ができるので、深く考えたくない人にはメリットだと思います。
端末代が高くても、基本料金が高くても、はした金と思えるお金持ちならば全然OKだし。
僕は現在使用しているiPhone11のまま楽天モバイルに移籍しようと考えていましたが、iPhone11では楽天回線と楽天エリア外のパートナー回線を自動で切り替えができないことがわかり、二の足を踏んでいます・・・。
iPhone13に買い替えるべきですが、今使っているiPhone11の画面にヒビが入っているため売ることができないのです・・・（涙）。
さてどうするか。
いずれにしても、遅かれ早か入れ移籍しなきゃ。
楽天モバイル+POVOを実行したら、また紹介したいと思います。
では、また。
