どうも、こんにちは。
ハスキです。
国によって、品質のイメージがありますよね。
日本製 | 品質が良い |
中国製 | 品質が悪い |
韓国製 | 品質はまあまあ |
品質の高さと、商品化スピードの速さは反比例しています。
品質を上げれば上げるほど、商品化には時間がかかってしまう。
なぜ国によって品質と商品化のスピードが、ハッキリと分かれるのか。
その国特有の理由があるのです。
各国で品質と商品化スピード対する考え方が、違う明確な理由とは。
聞けば納得できる理由です。
日本、中国、韓国の製品に対する品質の考え方を紹介します。
中国製、韓国製、日本製それぞれの製品特徴

中国製、韓国製、日本製の特徴を上げてみます。
中国製の特徴
品質が悪いイメージですよね。
そのかわり安い。
メリット
価格が安く、大量生産が可能なこと。
人口が多い国のため、大規模工場で商品を大量生産できます。
大量に生産できれば、コストは下がります。
また開発が早く、新技術の商品が世界で1番早く出る可能性が高い国です。
品質に力を入れないため、商品化が早いこともメリット。
デメリット
デメリットは、品質が低いこと。
20〜50%の完成レベルで、商品販売を開始してしまいます。
そのため、安心安全とは程遠い品質となります。
新技術の目新しい製品ですが、完成度が低いことが欠点です。
韓国製の特徴
品質はそこそこで、価格も平均的。
中国製より品質は高いが、日本製よりは劣る品質。
そのかわりそこそこの製品をそこそこの価格帯で、いち早く商品化することできます。
メリット
そこそこの品質の製品を、早く商品化して世に出すことができます。
そこそこの品質で、そこそこの価格。
新技術を、7割程度まで完成度を上げて商品化。
それなりの製品を商品化するスピードが、長けていることが特徴です。
デメリット
目新しい新技術でもないし、完璧な高品質ではないこと。
70%レベルの完成度で商品化するので、70点の商品ということになります。
中級レベルの品質です。
日本製の特徴
日本製は、何と言っても品質が高い。
安心のジャパンブランドです。
メリット
高品質で丈夫。
いわば完璧な品質です。
100点満点の品質。
高品質で選ぶなら日本製と、誰もがイメージを持っているでしょう。
デメリット
価格が高額になってしまうこと。
品質は高いが、金額も高い。
また100%の完成度まで上げてから販売するため、商品化に時間がかかってしまいます。
新アイデアよりも他国が出した製品の完璧版で、目新しさはないことも欠点です。
新技術は中国が発明する確率が最も高い

新しい革新的な技術は、普通の人では思いつかないものです。
普通じゃない人、つまり天才が発明するものが新技術です。
天才が10年に1度レベルで現れると考えると、人口の多い国が天才が現れる確率が高いことになります。
中国の人口は、日本の10倍。
つまり10年に1度現れる天才が出てくる可能性が、中国は日本の10倍というわけです。
中国の教育方針は、日本と全く違う
日本は平等に、みんなが同じレベルになるよう教育されます。
可もなく不可もない、安定的な人間を作り出す教育方針です。
しかし中国は違います。
何万人の中から、天才を探し出す教育方法です。
天才を見つけ出し、その天才だけ徹底的に教育をします。
その他の普通な人は、中国にとってどうでもいい存在。
一部が大金持ちで、その他が貧しい格差の原因がこの教育方針です。
天才がその他の一般人を引っ張っていくような社会づくり。
それが中国の方針なのです。
日本、中国、韓国の製品に対する考え方とその理由

中国、韓国、日本それぞれの製品や品質に対する考え方と、なぜその考え方になるのか。
実は理由があります。
まずは中国から。
中国の考え方
天才を見つけ出す教育方針で、さらに人口が多いため天才が現れやすい環境です。
新技術が発明される可能性が、最も高いことになります。
新技術は発明されると、煮詰めずすぐ商品化して世に出します。
完成度は、20〜50%の状態で十分なのです。
未完成に近い状態ですが、急いで商品化しなければならない理由があります。
なぜならすぐに商品化しないと、他の天才に先を越されてしまうから。
ライバルに競り勝つため、品質よりも商品化優先なのです。
新技術がカタチになっていれば、それでOK。
どこよりも早く世に出して、自分の手柄にすることが先決なのです。
韓国の考え方
続いて韓国の考え方。
韓国の人口は多くありません。
5,000万人程度のため、中国の20分の1です。
人口から考えれば、天才が現れる確率は1/20。
新技術を自力で開発するより、中国から出てくる新技術を利用するほうが効率的です。
中国から得た新技術を、70%レベルまで完成度を上げて商品化して販売開始。
100%まで完成度を上げずに、あえて70%で商品化してしまうのです。
これも理由があります。
時間をかけて100%まで完成度を上げていたら、次の新技術が中国から出てきてしまうからです。
そうなれば、せっかく完成度を上げた製品も最新技術ではなくなってしまいます。
ですので70%レベルの品質で、早急に商品化してしまうのです。
日本の考え方
日本は100%まで完成度を高めて、やっと商品として販売します。
いや、120%と言ってもいいでしょう。
パーフェクトな品質まで仕上げてから、世に出します。
だから、時間とコストがかかってしまう。
だから、高品質で高価格。
時間をかけているため、中国から次の新技術が発明されている状況となります。
つまり【パーフェクトな旧技術の製品】が日本製です。
まとめ
中国、韓国、日本の品質に対する考え方を説明しました。
どの国の考え方も、メリットとデメリットは表裏一体です。
- 開発力の中国
- 販売力の韓国
- 品質力の日本
まとめると、それぞれの特徴はこんな感じですね。
韓国の商品化は早いと言われますが、急がなければならない理由がわかったと思います。
賢い戦略といえば、賢いですね。
どの国の考え方もありだと思いますが、僕は日本製がいいな。
安心安全で、高品質。
金額が高くて最先端の技術でなくても、間違いのない製品を使いたい。
日本製が富裕層に選ばれる理由はよくわかりますし、韓国製が中流層に売れる理由もわかりますよね。
では、また。