モニターアーム(エルゴトロンLX)で宙に浮くウルトラワイドモニターをセットアップした
![](https://enhasky.com/wp-content/uploads/2021/07/img_1346.jpg)
どうも、こんにちは。
ハスキです。
理想の書斎づくりを進めてきました。
ひとつひとつを厳選したアイテムを取り揃えて、ようやく完成間近です。
そして今回、部屋づくり計画の重要アイテムを購入。
PCモニターを支える、モニターアームです。
モニタースタンドを撤去しデスク周りをスッキリさせ、かつおしゃれにします。
そしてウルトラワイドモニターを、宙に浮かせることに成功しました。
今回は購入したエルゴトロンLXの紹介と設置、使用のレビューを紹介します。
モニターアームでウルトラワイドモニターを宙に浮かせることに成功!
![喜ぶ神 イラスト](https://enhasky.com/wp-content/uploads/2024/08/25215278-1024x768.jpg)
モニターアームは絶対に必要かといえば、そうではありません。
そのため、モニターアームの設置は後回しにしてきました。
だが私にとってモニターアームは、理想のデスクを実現させるために必要なアイテム。
デスクをスッキリさせ、おしゃれにするために重要なアイテムとなります。
宙に浮かせたウルトラワイドワイドモニター
モニターアームを使って、ウルトラワイドモニターを浮かせることに成功しました。
画像がこちら。
![完成した宙に浮くモニター](https://enhasky.com/wp-content/uploads/2021/07/img_1346.jpg)
どうです?
モニターが、宙に浮いているように見えますよね?
もちろん、浮いていません。
MacBookをスタンドに立てて、モニターアームの場所を隠しています。
見事に、アームが隠れてスッキリしたデスクが完成しました。
PC使用時もクラムシェルモード(MacBookを開かないで使用するモード)で、このまま使用してます。
ウルトラワイドモニターはDELLのU3421WEという機種で、純正スタンドでも十分におしゃれでした。
そのまま純正スタンドを使用する選択肢もありましたが、どうしてもモニターを浮かせたかった。
なぜかって?
ロマンとしか、言いようがありませんね。
![DELLのウルトラワイドモニターU3421WEの特徴紹介と使用レビュー](https://enhasky.com/wp-content/uploads/2021/06/img_1251-e1623415489814.jpg)
モニターアームはデスクを特別なものに変える
こだわりをもった、デスク環境づくりを進めてきました。
ですが、イマイチ物足りなさがあった。
自分だけの特別感ってやつです。
モニターアームを使ってモニターを宙に浮かせたいって人は、少ないですよね?
普通やらないことをやる特別感。
モニターアームを利用したことにより、普通のデスクから特別なデスクになった満足感。
この特別感、満足感を満たすことは、人生にとって意外と重要なのでは。
エルゴトロンLXの紹介
![虫眼鏡で見た詳細の文字](https://enhasky.com/wp-content/uploads/2021/07/2196046_s.jpg)
エルゴトロンLXを購入した理由
34.1インチウルトラワイドモニターを支えるアーム。
大型モニターなので、重量が結構あります。
そのモニターを支えるモニターアームは、信頼と実績のある製品にすべきと考えました。
評価の高いモニターアームといえば、定番のエルゴトロン。
定番なので目新しさに欠けますが、モニターアームに関しては実績重視でしょう。
デザインも、申し分ありません。
上記理由から、モニターアームはエルゴトロン1択でした。
エルゴトロン LXの詳細
![エルゴトロンLX画像 出典:Amazon](https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/610HqQsInRL._AC_SL1500_.jpg)
購入したエルゴトロンLXの詳細です。
対応サイズ | 34インチまで |
対応重量 | 3.2kg〜11.3kg |
カラー | マットブラック、ホワイト、アルミニウムの3色 |
取り付け方式 | クランプ式、グロメット式どちらもOK(ホワイトはクランプ式のみ) |
保証期間 | 10年間 |
VESA規格対応 | 100✕100と75✕75に対応 |
カラーは、マットブラックを選びました。
付属の取付金具は、クランプ用とグロメット用が両方入っています。
どちらの方法でも、設置可能です。
クランプ式とは、デスクに挟み込む方式のこと。
グロメット式とは、デスクに空けた穴に通して固定する方式のこと。
私はデスクに穴を空けたくないので、クランプ式で設置します。
エルゴトロンはLXの他に、HXという商品があります。
違いは、対応するモニターサイズと重さ。
HXは49インチまで、9.1kg〜19.1kgまでの対応です。
重さに耐えるHXのほうが良いと思いがちですが、関節部の力が強すぎるので軽いモニターでは下がらず上がってしまうらしい。
重量とサイズに対応するモデルを、適切に選びましょう。
私のモニターは34.1インチで、厳密には34インチ以下ではないが、LXで問題ありませんでした。
エルゴトロンLXの取り付けレビュー
![REVIEWの文字](https://enhasky.com/wp-content/uploads/2023/05/23111121_s.jpg)
エルゴトロンLXの取り付けレビューを紹介します。
- 開封と内容物
- 取り付け
- 苦労した点と失敗したこと
開封と内容物
中は発泡スチロールで、動かないようガッチリ梱包されてました。
商品が動いて傷つくことがない、しっかりした梱包でgood。
![開封した状況](https://enhasky.com/wp-content/uploads/2021/07/img_1281.jpg)
IKEAみたいな絵でわかる簡単な説明書と、パンフレットが入っていました。
組み立ては簡単なので、絵の説明書で十分わかります。
パンフレットは、正直不要としか言いようがない・・・。
![開封した中身](https://enhasky.com/wp-content/uploads/2021/07/img_1282-e1625838067982-1024x768.jpg)
本体の梱包はこんな感じ。
梱包状態に、不満を感じるところはなし。
製品自体はポール、モニター固定アーム、中間アームの3つ。
外観はマットブラックで、カッコいい。
取付金具はクランプ用と、グロメット用が両方入っています。
![付属の金具](https://enhasky.com/wp-content/uploads/2021/07/img_1298-e1625838227358-1024x768.jpg)
取り付け
仕組みは単純なので簡単と思ってましたが、意外と苦戦してしまった。
作業自体は単純です。
- クランプでデスクに固定
- モニター固定側アームをモニターに取り付け
- 中間アームをクランプしたポールに挿し込む
- モニターアームを中間アームに挿し込む
- 付属レンチで関節部の硬さを調節
- コード類を接続してモニターアームに這わせる
工程は、簡単な作業のみです。
まずクランプをデスクに固定。
![クランプをデスクに取り付けた画像](https://enhasky.com/wp-content/uploads/2021/07/img_1316.jpg)
大体このへんかな?ってところで固定した。
この適当さが、失敗の元だった。
![クランプ デスク下 画像](https://enhasky.com/wp-content/uploads/2021/07/img_1292.jpg)
裏側はこんな感じ。
手で締め付けるだけ。
次はモニターとアームを固定。
モニターを購入したときの箱を、捨てずにとっておきました。
モニター購入時点で、モニターアームを取り付けることを想定してましたので。
専用の箱がない場合は、ベッドの上など画面が傷つかない場所で設置すればOKでしょう。
![ウルトラワイドモニターを購入した箱にセット 画像](https://enhasky.com/wp-content/uploads/2021/07/img_1297-e1625837964750-1024x768.jpg)
![アームをモニターに取り付け 画像](https://enhasky.com/wp-content/uploads/2021/07/img_1301.jpg)
ここで注意すべきは、アームをセットする方向です。
アームが下向きになると思いがちだが、上向きにアームがなるよう取り付けます。
モニター固定用のネジは、2種類が同梱されていました。
ドライバーで回すタイプと、手で回せるタイプ。
私は手で回すタイプを選びました。
次はデスクにクランプしたポールに、中間アームを取り付けます。
![中間ポールの取り付け 画像](https://enhasky.com/wp-content/uploads/2021/07/img_1293.jpg)
取り付けといっても、ポールに挿し込むだけ。
その中間アームに、モニターを取り付けたアームを挿し込む。
モニターが重いのでの、少々苦労しました。
![モニターをモニターアームにセット 画像](https://enhasky.com/wp-content/uploads/2021/07/img_1302.jpg)
取り付け直後は「おいおい、大丈夫か?(汗)」と焦るほど、上を向いています。
このあと付属のレンチで、関節部の硬さを調節します。
![モニター固定部のアーム硬さ調整](https://enhasky.com/wp-content/uploads/2021/07/img_1310.jpg)
![アーム部の硬さ調整](https://enhasky.com/wp-content/uploads/2021/07/img_1308.jpg)
モニターの重さに合わせて、硬すぎず緩すぎないないように調整。
硬さの調整は、特に難しいことはありません。
これで設置は完了です。
![右に寄り過ぎたモニター 画像](https://enhasky.com/wp-content/uploads/2021/07/img_1317.jpg)
一旦設置が完了しましたが、モニターの位置が右に寄りすぎてしまった。
アームは、最大限に伸ばした状態で使用します。
そのため修正するには、一旦外してクランプ箇所を左に移動するしかない。
最初から取り付け位置を計算して、デスクのクランプを取り付けるべきでした。
![デスク中央に再設定した画像](https://enhasky.com/wp-content/uploads/2021/07/img_1323.jpg)
今度はしっかり位置を図って、クランプ部を再設定。
デスク中央に、モニターを設置できました。
![結束バンドでコードをアームに這わせる画像](https://enhasky.com/wp-content/uploads/2021/07/img_1328.jpg)
コード類は付属の結束バンドで、アームに這わせることができます。
結束バンドは、付属で同梱されています。
市販品でも問題ありません。
ここでも注意事項があります。
結束バンドをキツく締めすぎると、モニターを稼働したときにコードの遊びがなくなってしまうこと。
結束バンドは、緩めでアームに固定しましょう。
![中間アームのコード収納部 画像](https://enhasky.com/wp-content/uploads/2021/07/img_1324.jpg)
中間アームはコードを収納できるようになっています。
収納スペースは狭く、コード4本が限界です。
![中間アームとクランプ部ポールのカバー 画像](https://enhasky.com/wp-content/uploads/2021/07/img_1329.jpg)
モニター固定アームと中間アームの差込口に、カバーを付けて完成。
![宙に浮くモニターの完成](https://enhasky.com/wp-content/uploads/2021/07/img_1327-e1626093453765.jpg)
MacBookでアーム部を隠せば、宙に浮くモニターのできあがり。
ちゃんと浮いているように、設置ができました。
苦労した点と失敗したこと
苦労した点と、失敗した点を紹介します。
- クランプ取り付け位置を計算しなかった
- アーム取り外し時にアームが全然外れない
この2点。
特に苦労したことが、アームを取り外すとき。
一度組み合わせると、アーム同士がなかなか外れません。
上から差し込んでいるだけなのですが、モニターの重さでしっくりハマってしまって全然外れない・・・。
仕方なくパワーで強引に引っこ抜きましたが、惨事になりました。
モニター側は手でガッチリ持ってましたが、中間アームがすっぽ抜けてデスクにガコン!!
30,000円+DIYで研磨、塗装したこだわりのデスク天板に、傷が付いてしまった・・・・・。
![デスクに付けた傷](https://enhasky.com/wp-content/uploads/2021/07/img_1340.jpg)
ショックすぎる・・・・・(涙)。
アームを取り外す場合は、誰かに中間アームを抑えてもらうことをおすすめします。
いない場合は、緩衝用のタオルなどを敷いておくことを、強くおすすめします。
というか、まず最初からクランプ位置を計算して取り付けましょうね・・・。
モニターアームを使用して感じたメリットとデメリット
![merit、demeritの文字画像](https://enhasky.com/wp-content/uploads/2021/01/24405647_s.jpg)
モニターアームを使用して感じた、メリットとデメリットをまとめます。
モニターアームを使用して感じたメリット
- デスクがスッキリして広くなる
- デスクがおしゃれになる
- 高さ、前後調節が自在
- 地震対策になる
デスクがスッキリして広くなる
モニタースタンドがないため、モニター下部に大きなスペースが生まれます。
小物系を置いて、おしゃれ度を上げるも良し。
何も置かずに、スッキリさせておくも良し。
デスクが広くなるので、作業領域が格段に増えました。
デスクがおしゃれになる
モニターアームを利用するだけで、おしゃれ度が急激に上がりました。
デスク環境の上級者感がでます。
高さ、前後調節が自在
アームの動きは滑らかで、前後と高さ調節が可能です。
自分の好きな位置に、モニターがセットできます。
近くで見たいときは、モニターを引き寄せることも可能です。
地震対策になる
地震が発生すると、家具や家電の転倒が予想されます。
家具家電の転倒対策は、固定してしまうこと。
デスクにガッチリ固定してしまえば、地震でモニターが転倒する恐れはなくなります。
デスクごと倒れる可能性はありますが。
モニターアームを使用して感じたデメリット
続いてデメリット。
- 外したモニター純正スタンドの置き場に困る
- 壁沿いだと際まで下がらない
- 設置した定位置から、基本的に動かさない
外したモニター純正スタンドの置き場に困る
純正スタンドを使わないため、純正スタンドの収納場所が必要となります。
特に大型モニターはスタンドも大型だから、それなりの収納スペースが必要です。
捨てるのもアレですしね。
壁沿いだと際まで下がらない
想定では、壁ギリギリまでモニターを下げられるイメージでした。
ですが実際はアームに意外と厚みがあって、想定より前に出てしまった。
純正のスタンドを使用していた位置と、ほぼ変わらない位置です。
![壁からの距離を測定した画像](https://enhasky.com/wp-content/uploads/2021/07/img_1341-e1626092889825-1024x768.jpg)
19cmが壁からモニターの位置。
![上からみた壁とモニターの隙間](https://enhasky.com/wp-content/uploads/2021/07/img_1342-e1626092872129-1024x768.jpg)
![横からみた壁とモニターの隙間](https://enhasky.com/wp-content/uploads/2021/07/img_1343-768x1024.jpg)
前に出す分は自在ですが、奥側が壁だと限界があります。
設置した定位置から、基本的に動かさない
滑らかな可動域の、素晴らしいモニターアームです。
ですがモニターって定位置が決定したら、ほぼ動かすことがないですよね。
せっかく滑らかに移動できるのに、全く恩恵を受けられません。
あとがき
![完成したデスク環境 画像](https://enhasky.com/wp-content/uploads/2021/07/img_1346.jpg)
評判の高い、エルゴトロンのモニターアーム。
製品としては、噂通りの優秀さでした。
注意すべきは、取り外し時です。
特に一人で外すときは、要注意です。
モニターの重みで、ポールとアームがガッチリハマってしまい簡単に外れませんので。
外す場合は誰かに手伝ってもらうか、タオルなどをデスクに必ず敷きましょう。
モニターの安定感は抜群。
地震対策もにバッチリ。
モニターアーム選びで悩んだら、エルゴトロンを選べば間違いないでしょう。
参考になれば幸いです。
では、また。