テレワークが生活の中心になったため、思い切って購入した高級チェア。
【エルゴヒューマンプロ オットマン付き座面モールドクッションタイプ】です。
そのきっかけは、腰痛でした。
テレワークが始まった当初に購入した椅子は、中華製の安価なデスクチェア。
デザインはおしゃれで良かったのですが、座り心地は全然ダメ。
しかも腰をやられてしまった。
そこで思い切って、高級チェアの購入を決意。
厳選して選びました。
決めたデスクチェアがエルゴヒューマンです。
近くの家具屋で置いてあったので、試座してみました。
その結果、定番のメッシュよりモールドクッションタイプのほうが座り心地がよかった。
購入はネットですが、試座してよかったと思います。
購入してから、ほぼ毎日エルゴヒューマンを使用。
テレワークとブログ執筆で、一日15時間くらい座っています。
早いもので、購入して10ヶ月。
腰痛は完治。
1日中座っていても、座り疲れなし。
ただ気になる点も・・・。
エルゴヒューマンプロ オットマン座面モールドクッションタイプの10ヶ月使用したレビューを紹介します。
購入したエルゴヒューマンの紹介
購入したエルゴヒューマンのタイプを紹介します。
とその前に、エルゴヒューマンを購入した理由を。
エルゴヒューマンを選んだ理由
価格抜きにしてデスクチェアを探すと、たどり着く椅子が3つあります。
それが
- アーロンチェア
- コンテッサ セコンダ
- エルゴヒューマン
この3つのデスクチェアです。
どれも人気の高級デスクチェア。
この3種類であれば、どの椅子を購入しても失敗はないと思います。
この中で僕が選んだ椅子が、エルゴヒューマン。
1ヶ月レビューでも紹介しましたが、エルゴヒューマンを選んだ理由を簡単に説明します。
- 腰痛対策
- 仕事とリラックスタイムの共有
- 価格
腰痛対策
腰痛になったことがある人はわかると思いますが、腰痛はメッチャ辛いです。
もともと腰痛持ちではなかったので腰痛の辛さは知りませんでしたが、なってみるとまぁ辛い・・・。
もう安価な中華製チェアは、コリゴリです。
ある程度お金に糸目をつけないで、いいデスクチェアを探しました。
そこで腰痛対策になる良いデスクチェアとしてたどり着いた椅子が、エルゴヒューマンです。
独立したランバーサポートが特徴の、エルゴヒューマン。
腰への負担が少ないと、口コミで高評価でした。
仕事とリラックスタイムの共有
オフィスと違い、自宅で使用するデスクチェア。
仕事以外のリラックスタイムでも、充実したい。
僕は晩酌するときも、デスクの前が日課。
オットマン付きの椅子で、リラックスタイムを楽しみたかった。
後でレビュー紹介しますが、結局オットマンはほぼ使用していません。
価格
最後にたどり着いた、3つのデスクチェア。
アーロンチェアとコンテッサセコンダは、約20万円。
まさに高級チェア。
それに対し、同レベルのエルゴヒューマンは約10万円です。
1/2の価格で、同レベルのデスクチェアの購入が可能。
しかもエルゴヒューマンは、日本のメーカー。
名前からするとドイツあたりのメーカーっぽいですが、日本の関家具という家具メーカーの椅子なのです。
日本製ってだけでも、安心しますよね。
コンテッサセコンダも、日本製(オカムラ)ですけどね。
購入したエルゴヒューマンのモデルを紹介
僕が購入した、エルゴヒューマンのモデルを紹介します。
購入したモデルは、【エルゴヒューマン オットマン付き座面モールドクッションタイプ】です。
エルゴヒューマンの、フラッグシップモデル。
一番グレードの高いモデルを、購入しました。
せっかく購入する、高級チェアです。
10年間は、使用するつもりでいます。
長く使用するなら、ハイエンドモデルがいいと考えました。
機能的には、あっても使わない機能があるかもしれません。
ですが無くて後悔するなら、あって使わないほうがいいと判断。
その考えから、ケチらずにフラッグシップモデルの購入を決断しました。
モールドクッションタイプを選択した理由は、試座した結果と今までの経験から。
家具屋でメッシュとモールドクッションを試座しましたが、モールドクッションのほうが心地よかった。
メッシュは張り過ぎてて、イマイチに感じました。
それと会社の椅子が硬めのクッションタイプで、10年くらい使用していますが座り心地がいい。
その経験もあり、モールドクッションにしました。
エルゴヒューマンプロ オットマン付きモールドクッションタイプを10ヶ月使用した感想レビュー
【エルゴヒューマンプロ オットマン付き座面モールドクッション】を、10ヶ月使用したレビューを紹介します。
テーマは3つに分けます。
- 座り心地
- 座面モールドクッションタイプの感想
- 費用対効果について
それでは、レビューします。
座り心地
1ヶ月レビューでも書きましたが、実は最初失敗したかと思いました。
僕は結構な猫背人間です。
その猫背の背中に、ランバーサポートがグイグイ腰を押してくるのです。
正しい姿勢で座る椅子なので、猫背があたりまえの僕は最初苦痛でした。
しかし毎日使用していると、すっかり体が椅子の形状に合うように。
体がエルゴヒューマンに慣れると、もう「I love エルゴヒューマン」です。
エルゴヒューマンでないと、満足できない体になってしまいました。
それまで座り心地がいいと思っていた会社の椅子が、エルゴヒューマンを使用してからは腰が疲れるようになってしまいました。
これはある意味、デメリットかも知れませんね。
それくらい、快適なデスクチェアです。
ランバーサポートの位置が快適の決め手
背もたれの高さは、4段階で調節ができます。
体型にあった位置に、背もたれ(ランバーサポート)の調節が可能です。
ランバーサポートの独立した形状がエルゴヒューマンの特徴ですが、ランバーサポート単体を調節することは出来ません。
背もたれの位置を動かすことにより、ランバーサポートの位置が決まります。
僕が使用して感じたことは、ランバーサポートのベストポジションを見つけることが快適の決め手だなと。
4段階すべてで試しましたが、身長170cmの僕がベストなところは上から2段目。
それ以外の場所では、かなりの違和感があります。
お尻と腰の中間あたりに、ランバーサポートがあたるように設定するとちょうどいい。
お尻の終わりと、腰の始まりの位置です。
この位置が、僕の快適ポジションでした。
座面モールドクッションタイプの感想
この記事を読んでる人が、一番気になることかもしれませんね。
モールドクッションの座り心地はどうなのか。
座り心地は良いです。
クッションタイプと言っても、フカフカした感じは全くありません。
硬めの高反発系のクッションです。
安物のクッションと違う、しっかりした座り心地。
ですがイマイチな点も。
お尻が痛くなる場合があるのです。
長時間座っていて、たまに痛くなるときがあります。
自分のコンディションも、あると思いますが。
硬い場所があるのです。
椅子の構造上仕方ないようですが、座面クッションの下に硬い場所があります。
骨組みと思いますが、2箇所硬い場所が存在します。
写真の赤いラインあたりが硬い場所。
クッション下にある骨組みのようです。
痛くないときは全く感じないのですが、一旦気になるとダメですね。
エルゴヒューマンに痛い場所のことを聞いてみた
10万円以上出した椅子です。
改善方法がないかと思い、モールドクッションタイプで痛い箇所についてメーカに電話で問い合わせしてみました。
他のユーザーから、同じような問い合わせがないのかなと。
すると丁寧な対応をしてくれましたが、そんな苦情は現在ないとのこと。
逆にメッシュタイプの場合は、ピンと張ったメッシュの上に座るので硬いと苦情はあるそうです。
しかしモールドクッションの場合は、今までにないとのこと。
メッシュタイプと、モールドクッションタイプの骨組みは同じだそう。
どうしても合わない場合は、メッシュタイプに張り替えが可能とのことです。
もちろん有償ですが。
価格は材料費が¥13,200。
工賃が¥11,500
地域によって、出張で修理が可能とのこと。
通気性
モールドクッションタイプには、通気性がありません。
メッシュは通気性抜群ですので、通気性が良い座面が良ければメッシュ一択です。
どちらも一長一短だと思います。
夏は通気性があったほうがいいですが、冬は通気性がないほうがいいです。
メッシュタイプの口コミでは、お尻が寒いなんて意見も。
背もたれはメッシュなので、通気性の違いはよくわかります。
正直、全然違います。
費用対効果について
10万円の価値があるかどうかについて。
金額に見合った価値は、間違いなく【ある】と思います。
安物の中華製とは、全然ちがう座り心地です。
購入して後悔する人は、ほどんどいないでしょう。
ただ、オットマンはいらなかった。
もしオットマンがなかったら、「あったら良かったのに」と思ったかもしれません。
その意味ではあってよかったかもしれませんが、結局全然使用していません。
10ヶ月エルゴヒューマンを使用して感じたメリットとデメリット
10ヶ月エルゴヒューマンプロを使用して感じた良かったことと、気になる点を紹介します。
まずはメリット。
メリット
- 全く疲れない
- 腰痛が皆無
- アームレストがいい
全く疲れない
これぞ高級チェアの力。
一日中座っていても、座り疲れることがありません。
安物の椅子は、疲れました。
ですがエルゴヒューマンに変えてからは、疲れたことなし。
仕事上で疲れはしますが、座っている体制で疲れたことはありません。
このメリットだけでも、購入した価値はありと言っていいでしょう。
腰痛が皆無
これも、エルゴヒューマンの特徴ですね。
エルゴヒューマンに変えて、腰痛がなくなりました。
ランバーサポート最高。
購入した当初は腰を押してくるランバーサポートが苦痛でしたが、慣れるとなくてはならない存在に。
テレワークが始まり、安価な中華製チェアを半年使用して腰痛になってしまいました。
それがエルゴヒューマンに変えて、すぐ腰痛が解消。
それから10ヶ月、腰痛と全く縁なしです。
アームレストが良い
アームレストは調節域がとても広く、自由に位置を決められます。
高さはもちろん、縦、横、角度と幅広い調節が可能。
このアームレスト調節の広さも、高級チェアならではの機能です。
快適な使い方は、アームレストをデスクと同じ高さに合わせます。
そして椅子を肘が90°になる高さに、椅子自体の高さを設定。
するとアームレストに肘を置いたまま、快適にキーボードのタイピングができます。
これがメチャクチャ快適。
楽な姿勢でPC作業を行えます。
デメリット
続いて、10ヶ月使用して感じた気になる点です。
- オットマンは使わない
- お尻が痛く感じることあり
- 後ろ側にホコリが溜まる
オットマンは使わない
リラックスタイムで、使用するはずだったオットマン。
購入当初は使用していました。
せっかくの機能ですから。
ですが今では、全然使用しなくなってしまいました。
快適さは、正直イマイチです。
オットマンを使用すると足が地面から離れるので、椅子が回転してしまいます。
また、オットマンを使用しなくなった理由は他にも。
快適なフットクッションを購入したためです。
エルゴヒューマンは楽天市場のワーカホリックという店で購入したのですが、同じ店で販売されているフットクッションを後日購入しました。
デスクの高さにアームレストを合わせ、肘が90°の位置に椅子の高さを設定すると若干かかとが浮いてしまいます。
もともとは、そのために購入したフットクッション。
この買い物が正解でした。
オットマンの代用と言えるほどの快適さ。
¥10,000とまあまあの価格でしたが、硬さと肌触りが素晴らしい。
その結果、オットマンは尚更必要性がなくなることに。
在宅ワークの環境にも、ようやく慣れてきました。在宅で仕事をしていると、仕事は環境がいかに大切なことか実感します。テレワークを経験した誰もが、痛感することでしょう。テレワークは在宅で仕事に集中できる環境を、自分でつく[…]
お尻が痛く感じることあり
モールドクッションタイプの座面ですが、お尻が痛く感じることがあります。
レビューで紹介した、骨組みらしき場所です。
「なんか痛いなぁ」程度ですが、これはデメリット。
クッションの下に、硬い場所が存在します。
僕が痩せ型で、お尻の肉が薄いせいもあると思います。
痛くない日は、全然痛くないのですが。
座る位置なのか、自分のコンディションなのか不明です。
仕事に集中できていないときは、特に感じるかも。
後ろ側にホコリが溜まる
座面の後方部(背もたれの下)と、背もたれ裏側にホコリが溜まります。
特に気になるのが、座面です。
モールドクッションタイプは、座面のカラーがブラックのみ。
そのため、白いホコリが目立ちます。
週イチで掃除しますので清潔は保っていますが、気になるところです。
どの椅子でも、座面の背もたれ側にホコリは溜まるでしょうけどね。
まとめ
総合的な評価は、さすが高級チェアといった感じ。
購入して後悔はありません。
椅子の重量は32kgとかなり重いので、不安定さは全くナシ。
ただ、オットマンはいらなかった。
オットマンがなくなると、その分もちろん安くなります。
オットマンあり、なしで悩んでいる方には、僕はなしをおすすめします。
デスク環境で、完璧を求めるならフットレストも必須です。
購入したフットクッションが、快適さを倍にしてくれました。
快適なデスクで、ビジネスを楽しむ。
ビジネスを楽しむことは、人生として重要なことだと思います。
働く時間が、一番長いですからね。
快適なデスク環境で、人生を楽しみましょう!
以上、エルゴヒューマンプロ オットマン付きモールドクッションタイプの10ヶ月使用レビューでした。