集合住宅で小さな子供がいれば、必ず頭を悩ませる問題があります。
子供の足音がうるさくて、下の階へ騒音が響いてしまう問題です。
マンション暮らしの我が家でも、子供たちが走り回って困っていました。
子供ってすぐ走っちゃうし、膝や足首のクッションをうまく使えないので「ドス!ドス!」と響いてしまうんですよね。
悩ましい問題です。
とはいえ、元気なことは良いこと。
子供たちにも、過剰におとなしくさせたくはない・・・。
困っていましたが、とある方法で足音の騒音問題をスッキリと解消することが出来ました。
完璧な対策ではありませんが、効果は十分と判断。
元々ジョイントマットを敷いていましたが、
ジョイントマットの厚みを10mmから20mmにし変更したことで解決できました。
マットを10mmから20mmに変更した感想を紹介します。
ジョイントマットを10mmから20mmへ

足音の騒音防止用に、10mmのマットをリビングに敷いていました。
ないよりは全然マシですが、子供たちが走ると響いており、間違いなく下の階に迷惑をかけていると感じていました。
幸い下の階が良い人で苦情を言われたことはないのですが、とある日のこと。
たまたま下の階の人と顔を合わせたので、うるさくないですか?と訪ねてみました。
すると
「元気なお子さんで、いいですね。」とのこと。
こ・・この言葉の意味は・・・。
いい人なので言葉を選んでくれましたが、子供の足音が響いていることを確信しました。
足音が響いている感はあったので、やはりそうか・・・といった感じ。
下の人に、迷惑をかけたくありません。
さっそく妻と相談し、対策を検討。
話し合った結果、その対策の方法は
10mmマットを20mmマットへ買い換えることに。
そしてリビングだけ敷いていたマットを、ダイニングと廊下にも。
購入したジョイントマット20mmがこちら
マットの厚みを20mmに変更したメリット、デメリット

20mmのジョイントマットを、部屋一面に敷き詰めました。
結論は、大成功です。
デメリットも合わせて紹介します。
メリット
- 10mmとクッション性が全然違う
- 明らかに足音が吸収されている
- 10mmマットよりズレない
一つづつ、説明します。
10mmとクッション性が全然違う
10mmでもクッション性はありました。
しかし20mmは10mmと比べると、
全くクッション性が、全く違うんです。
横になって掛ふとんを掛けて寝ようと思えば、普通に寝れるくらいのクッション性。
とはいえ、無駄にフワフワしたわけでもない。
軽く蹴るくらいなら、完全に振動や音を吸収してくれます。
厚みの違いで、同じジョイントマットでもここまで違うかと。
明らかに足音が吸収されている
振動を吸収していることが実感でわかります。
子供が走っても10mmでは響いていた足音が、明らかに小さくなりました。
歩く分には、完全吸収です。
子供がソファや椅子からジャンプして着地したら、流石に響きますが。
しかし日常の生活音は、間違いなく吸収していることを実感。
10mmマットよりズレない
10mmのジョイントマットでは簡単にズレてしまったり、マット同士がすぐに外れていました。
しかし
20mmマットは簡単にズレないし、マット同士が外れません。
ジョイントで繋げる箇所の厚みと、10mmよりも重さがあるからでしょう。
厚みがあるので、マットが折れ曲がることもありません。
デメリット
続いてデメリット
- 家具の足跡が結構つく
- 天井が近くなる
- 隙間にゴミが溜まる
家具の足跡が結構つく
10mmでも家具の足跡がつきますが20mmのほうが厚みがある分、足跡が目立ちます。
定位置から動かさないなら特に問題はないでしょう。
しかし椅子の場合は常に前後へ動かしますから、へこんだ足跡が目立ちます。
天井が近くなる
気になる人は少ないでしょうが20mm全体が高くなりますので、部屋の高さが2cm狭くなります。
僕は全然気になりませんが。
天井が低い住まいの方は気になるかもしれません。
隙間にゴミが溜まる
コレは10mmマットでも同じですが、壁とマットの隙間にゴミが溜まってしまいます。
しかも隙間のため、ゴミ取りがかなり面倒くさい・・・。
ただ10mmの場合はマットとマットのジョイント部にもゴミが溜まりましたが、20mmはジョイントがガッチリ組み合わさりますので、ジョイント部の隙間には10mmにくれべればゴミは全然は入りません。
下の階の人に効果を確認してみた

10mmから20mmマットに変えた数ヶ月後に、下の階の人と顔を合わせる機会があったので足音の騒音がどうか聞いてみました。
マットを変更したことは伝えずに。
その感想は
「お子さん、急に成長しましたね。」
とのこと。
この解釈は「静かになりましたよ」ってことですよね?
そう捉えました。
マットを変えた以外は、何も変わっていません。
つまり、
20mmマットの効果は、十分に実証できた結果となりました。
まとめ

完璧に振動を吸収することは流石に出来ませんが、振動や騒音の吸収効果は間違いなくありました。
10mmマットと比べて厚みは2倍ですが、効果は10倍くらいあると思います。
家具の足跡が付いてしまう問題は、椅子の下など凹みやすい箇所のマットはある程度で交換して対応することにしてます。
ご近所トラブルと天秤にかければ、悩むまでもありませんね。
ぜひお試しあれ。