若者の自動車離れが進む昨今。
必要なときだけ、レンタカーを借りる人も多くなったと思います。
レンタカーの場合、初めて乗る車や車種となりますが、
意外と困るのが、ガソリンスタンドで給油口の位置が左右どちらかわからないことです。
乗り慣れている自家用車であれば、給油口の位置で迷うことはありません。
左右どちらかは、覚えていますから。
しかしたまに乗る車ではどうでしょう?
「あれ?、給油口どっちだ?」
ってガソリンスタンドに入ってから焦って確認することになります。
給油口の方向、実は簡単にわかる方法があるんです。
今回は給油口の左右の位置問題が、簡単にわかる方法を紹介します。
ついでに車種によって、なぜ給油口の位置が違うのかも説明しますね。
ガソリン残量メーター(燃料計)を見れば、給油口の位置が左右どちらか一発でわかります

給油口の、左右確認は簡単です。
ガソリンの燃料計(残量メーター)に、書いてあるのです。
上記の写真を見てください。
燃料計の横に、給油機のマークがありますよね。
給油機マークのとなりにある矢印(◀)。
そう。
この矢印の方向に、給油口があるんです。
これ以外に知らない人、多いと思います。
僕は運転免許を取って20年以上経ちますが、この矢印の意味を知ったのは恥ずかしながら3〜4年前です。
それまではガソリンスタンドに入ってから、給油口を開いて慌ててサイドミラーを確認したり、ドアをあけて給油口の位置を確認していました。
車種によって給油口の位置が左右違う理由とは?

続いては車種によって、給油口の位置が左右で違う理由です。
これも、ちゃんと理由があるんです。
すべての車種が片側だけだと、ガソリンスタンドが混雑してしまう。
それも1つの理由ですが、もっと明確な理由がありました。
それは
マフラーの位置と、反対側の位置に給油口があることです。
高温になるマフラーにガソリンがかからないよう、安全性を考慮しているため。
では、両サイドからマフラーが出ている車種はどうなのか?
現在では燃料タンクや給油機ノズルの安全性が向上しました。
そのためマフラーと給油口の位置関係の考え方は薄れており、両サイド出しのマフラーでも問題がなくなりました。
つまり昔の考え方が、今でも給油口とマフラーの位置に関連しているのです。
メーカーによって給油口の位置が決まっている?

外国車メーカーは、すべての車種で給油口やマフラーの位置を統一しているメーカーがほとんどです。
外車はわかりやすいですね。
国産車メーカーでは、メーカーで左右の方向は決まっていません。
ですがメーカーによって、大体は決まっています。
トヨタ | 左 |
日産 | 右 |
ホンダ | 左 |
マツダ | 左 |
スバル | 右 |
ミツビシ | 半々 |
上記のように、メーカーで方向がある程度決まっています。
最後に一言

給油口の左右を見分ける方法は、燃料計にある矢印◀(▶)が指している方向。
意外と知らないことなので、みなさんもドヤ顔で周りの人に教えてやってください(笑)。
給油口の位置、僕個人としては世界基準で、同じ方向にしたほうがよかったのでは?と思います。
その方が、絶対わかりやすいですよね?
ガソリンスタンドの構造も、もっとシンプルにできたんじゃないかな。
統一してあれば、製造メーカー側にだってメリットあるだろうし。
あとハンドルの位置。
日本も右側通行で左ハンドルだったら、世界に合わせられたのにって思います。
製造メーカーも、国内用と輸出用で分けずに済んだのに。
今さら右側通行に修正なんて、無理ですけど・・・。
おっと、
話がそれそうなので、ここまでにしておきます。
以上、給油口の位置が、左右どちらか一発でわかる見分け方でした。