満員電車のドア

団塊の世代が引退したのに通勤ラッシュ(満員電車)はなぜなくらないのか?

満員電車のドア

電車の通勤ラッシュ。

あの満員電車、ホントうんざりしますよね。

僕も通勤ラッシュで疲弊しながら、東京の会社に通勤するその1人です。

通勤中に、ふと一つの疑問が頭に浮かびました。

 
筆者
団塊の世代の人達がほぼ引退したのに、なぜ通勤ラッシュはなくならないのだろうか?

少子化だ、少子化だと叫ばれているのに、電車の混雑は変わってないと思いませんか?

一昔前より、多少は解消されているとは思います。

でも、多少ですよね。

家電製品やスマホ、自動車など世の中いろいろな製品が改善、改良されているにもかかわらず、通勤ラッシュはあまり改善されていない状況です。

なぜだ!

納得いかないぞ!

そう思ったので、通勤ラッシュが解消されない理由を調べてみました。

通勤ラッシュがなくならない理由は、首都圏一極集中の人口増加が原因だった

増加の矢印

原因は単純明快でした。

首都圏の人口増加が、通勤ラッシュのなくならない原因です。

そうだろうなと、薄々わかっていましたが・・・。

東京都を例にとってみます。

団塊の世代の人達が働き盛りだった時代は、1975年(昭和50年)くらいですね。

それから10年置きに、東京都の人口を調べました。

1975年(昭和50年)11,673,554人
1985年(昭和60年)11,829,363人
1995年(平成07年)11,773,605人
2005年(平成17年)12,576,601人
2015年(平成27年13,515,271人

そして2020年(令和02年)1月1日の人口は13,951,636人です。

東京の人口は増えに増えて、

25年前と現在では、200万人も増加しているのです。

200万人ですよ、200万人・・・。

200万人は、巨大都市が一つできる人口です。

名古屋市が230万人、札幌市が190万人、福岡市が150万人です。

名古屋市民や札幌市民の人達が、全員東京に来たようなもんですよ。

そしてさらに神奈川、埼玉、千葉などから東京に通う他県の人達も相当な人数がいます。

 
筆者
そりゃ、通勤ラッシュがなくならないわけだわ・・・。

団塊の世代は引退したけど都心に人口が集中してしまったために、通勤する人数が減っていないのです。

鉄道会社ではこれ以上通勤ラッシュを改善することはできない

満員電車のドア

団塊の世代が引退しても通勤ラッシュがなくならない理由は、首都圏の人口増加であることを理解しました。

それでも、何とか改善をしてほしい。

鉄道会社で何とかならないのか?

そう考えてみましたが、どう考えても無理だと思います。

東京の通勤時間帯には、2〜3分に1本の間隔で電車が走っています。

これ以上電車の本数を増やすことは、まず不可能です。

電車の渋滞が起きてしまいます。

路線もこれでもかと張り巡らされていますし、乗り入れも相当改善されました。

改善しても都心の人口増加率が大きくて、これ以上は改善しようがないでしょう。

通勤ラッシュを解消する方法は1つだけある

S0LUTIONの文字 画像

なぜ、通勤ラッシュが起こってしまうのか。

簡単な答えです。

それはみんなが同じ時間に、会社へ出勤するから。

通勤時間帯以外の電車は、快適な移動が可能ですよね。

通勤ラッシュを解消するには、通勤時間をバラけさすしかないでしょう。

だいたい効率化を重視する現代で、みんなが9:00前後に出社すること自体がおかしいと思います。

先進的な会社は既に時差出勤を導入しているでしょうが、まだまだ極一部ですよね。

世の中成果主義と言っておきながら結局9:00に出社させて、社員を管理したい古い体質が抜けていない。

会社が出来ない(やらない)のであれば、国が法律を変えてでもやらせるべきです。

出勤しないと不可能な仕事はもちろんありますが、在宅でも可能な仕事は沢山あると思いませんか?

週に2〜3日は在宅ワークとしても、現代では問題ないのでは?

それだけでも、通勤ラッシュをかなり解消できると思います。

まとめ

団塊の世代の人達が引退しても、通勤ラッシュがなくならない理由は、

爆発的な首都圏の人口増加でした。

通勤ラッシュを解消するには、企業や我々が働き方を変えるしかありません。

そんなに難しいことではないと思いませんか?

効率だけを考えるなら通勤をなくして、その時間を家で仕事したほうがいいし。

今後の課題ですね。

しかしこれほどまで、東京の人口が増えているとは思いませんでした。

都会は便利だし、仕事も都心に集中してますからね。

当然といえば当然か・・・・・。