パナソニック5合炊き圧力炊飯器「SR-CR10A」レビュー:おしゃれでコンパクト 機能は十分
炊飯器が壊れてしまいました。
BALMUDAの「THE GOHAN」を使用していましたが、炊飯中に止まってしまい、修理不能と判断。
日本人にとって、炊飯器はなくてはならない家電ですよね。
特に子どものいる家庭では、炊飯器は必需品です。
ということで、新しい炊飯器を購入することにしました。
選んだ炊飯器は、Panasonicの圧力炊飯器SR-CR10A。
おしゃれでコンパクトなデザイン、圧力式で短時間で美味しく炊ける点、そして何より信頼できるPanasonicブランドという点が決め手でした。
PanasonicのSR-CR10Aを選んだ理由と、実際に使用したレビューを紹介します。
BALMUDAの炊飯器が壊れた。次は大手メーカーの炊飯器が欲しいと思った
5年ほどBALMUDAの炊飯器を使用してきましたが、ついに壊れてしまいました。
蒸気で炊く珍しい炊飯器のため、蒸発した水のカルキが外釜にこびりつきやすい弱点があり、これが不満でした。
また釜の寿命も短く、5年間で2回も釜を交換しました。
1回目は無償交換でしたが、2回目は8,000円ほどかかり、経済的な負担も大きかった。
やはりBALMUDAは、お金がある人の家電ですな。
BALMUDAの炊飯器を使っている方は、同じような経験をされているのでは?
ともかく、BALMUDAは私のような庶民がもつ家電ではないようなので、今度は安心の大手メーカーを検討することにしました。
パナソニックの圧力炊飯器SR-CR10Aを選んだ
まずは新しい炊飯器選びのスタートですが、3つの条件をクリアできる炊飯器を探しました。
- デザインがおしゃれ
- 信頼のおけるメーカー
- ミドル機種
この3つの条件でベストな炊飯器が、PanasonicのSR-CR10Aでした。
デザインがおしゃれ
私にとって最も重要な条件は、おしゃれであることです。
「家電はインテリア。」
これが私の考え方です。
前回BALMUDAの「THE GOHAN」を選んだのも、デザインがおしゃれだからです。
日本の家電は、一般的に高い品質が期待されます。
しかし、デザインの多様性という点では、海外メーカーに比べて選択肢が少ない。
日本では家電にデザイン性が、それほど重視されていないということなのかな。
そんな中、Panasonicの炊飯器は、デザインがBALMUDAに匹敵するほどおしゃれだと感じました。
BALMUDAほどではないにせよ、かなり良い線をいっていると思います。
信頼のおけるメーカー
BALMUDAの炊飯器を使用して感じたことは、家電メーカーは技術の蓄積が大事だということです。
BALMUDAは、まだまだこれからの家電メーカーです。
耐久性に課題を感じました。
BALMUDAの炊飯器は蒸気方式のため、外釜にカルキがガッチリこびりつきます。
おかげで5年間で2回も、釜を買い替えることになりました。
大手メーカーに比べて、製品開発の経験値が浅い部分があるのだと思います。
その点で、今回は百戦錬磨のPanasonic。
品質、耐久性、使い勝手ともに、信頼しかありません。
ミドル機種
上位機種の方が、高機能であることは間違いないでしょう。
ですが、価格が高額すぎます。
また炊飯器にこれほどの機能は必要なのか、疑問に思います。
逆に下位機種だと、実際には十分なのでしょうが物足りなさを感じてしまいます。
ミドル機種が価格と性能のバランスが良く、最適なんですよね。
メーカーの戦略に、振り回されている感は否めませんが・・・。
どの大手メーカーの炊飯器でも信頼性は担保されていますが、Panasonicのデザインが最も好みでした。
正直どのメーカーを選んでも、美味しく炊けると思います。
日立だろうと象印だろうと三菱だろうと、不味いわけがない。
私の最終決断は、結局デザインでした。
パナソニック圧力炊飯器SR-CR10Aの詳細
購入したPanasonicの炊飯器SR-CR10Aの、詳細です。
- サイズ
- 機能
- 上位機種と下位機種との違い
サイズ
この炊飯器は、サイズ感が非常に良い。
同じPanasonic製の3合炊きサイズより、5合炊きなのにコンパクトです。
幅 | 25.5cm |
奥行き | 27.3cm |
円形形状で、非常にスリムなフォルムとなっています。
無駄を削り取ったようなサイズ感で、狭いスペースでも設置が可能です。
機能
保温機能、予約タイマーは当然付いています。
珍しいと思いますが、我が家では保温機能をまったく利用しません。
そのため保温機能は不要なのですが、保温がない炊飯器なんてBALMUDAくらいでしょうね。
今回購入したモデルはミドル機種で、上位、下位の機種が存在します。
上位機種は、BISTROのVシリーズSR-V10BA。
そして下位機種が、SR-CR10A。
BISTRO VシリーズSR-V10BAは、パナソニックが誇る最上位機種であり、多くの機能を搭載しています。
お金があるなら当然上位機種がいいですが、私にはそんな予算はありません。
また私には過剰品質なので、上位機種は比較する必要もないと判断しました。
比較対象は、下位機種のSR-R10Aです。
ミドル機種のSR-CR10Aと下位機種のSR-R10Aの違いは以下。
機能 | SR-CR10A | SR-R10A |
---|---|---|
炊飯コース | 高速コース 玄米コース(時短) 炊込み/おかゆ/冷凍用ごはんコース | 高速コース 玄米コース(時短) 炊込み/おかゆコース |
調理コース | 自動7/手動(調理、無水、低温(塊肉専用)) | – |
その他 | タッチキー/反転バックライト液晶/タイマー予約2メモリー/予約調理(自動調理1~5に対応) | タッチキー/グレー液晶/りれき」呼び出し機能/タイマー予約2メモリー |
カラバリ | ブラック | ホワイト グリーン |
調理コースが、あるかないかの違いくらいです。
それと、カラーバリエーションの違い。
我が家は妻の希望もあり、ミドル機種のSR-CR10Aを選択しました。
調理コースを使って、時短料理をしたいとのことで。
パナソニック圧力炊飯器SR-CR10Aの使用レビュー
SR-CR10Aの実際に使用したレビューを紹介します。
- 外観
- ご飯のおいしさ
- 使い勝手
この3テーマにて。
外観
私がおしゃれな炊飯器と思う、理想の形状に近い。
ブラックで高級感もあります。
BALMUDA並みにおしゃれでありながら、Panasonicという安心感。
しかし1点、問題が発生しました。
天面に、スタイリッシュさを邪魔するシールが貼ってあったことです。
簡単に剥がれるのかと思いきや、全然剥がれない・・・。
無理やり剥がしたら、シールの跡が思いっきり残ってしまった。
DAISOで買ってきたテープ剥がし液で、キレイになりました。
しかし何なのだ、このおしゃれを台無しにするシールは。
ここはマイナスポイントです。
それ以外に、外観の不満はなし。
コンパクトでおしゃれなキッチンに、ベストマッチするスタイリッシュなデザインです。
ご飯のおいしさ
味は当然美味しい。
Panasonicですから、長年の研究開発に基づいた高い技術力を持っているため、不味いわけありません。
正直この価格帯の炊飯器ならば、どの大手メーカーでも美味しく炊けると思います。
あとは個人の水の量ですね。
どの炊飯器でも、美味しいか美味しくないかは水の量次第だと思います。
そして予想通り、調理コースはまだ使ってません。
これからも使わない可能性が大きいかも・・・・・・。
使い勝手
上蓋はワンタッチで取り外しができます。
洗い物は、釜と蓋だけ。
丸洗いできるので、ラクラクです。
表示はタッチパネルで、物理ボタンはありません。
そのため、スイッチに押した感覚はありません。
「ピッ」と操作音は鳴るので、ご心配なく。
液晶はシンプルで、字が大きく見やすい。
年配の方にも、配慮された液晶ディスプレイだと思います。
気になる点は、ふたを全開に開けないと釜を取り出すときに、引っかかること。
あと炊飯中の蒸気が出るときに「シュロロロロ」と、蒸気の音がします。
どちらも、ストレスになるほどではありません。
使い勝手については、特に不満はありませんね。
さすがPanasonic。
まとめ
ご飯を炊くだけならば、下位機種のSR-R10Aでもいいと思います。
カラーに問題なければ。
それでも我が家は、SR-CR10Aを選んで後悔はありません。
なぜなら我が家のキッチンには、ブラックが合うから。
となりのオーブンレンジ石窯ドームER-YD3000と、デザインの相性もバッチリでしたので。
価格に見合った機能とデザインで、バランスの取れた炊飯器です。
円形デザインのおかげでコンパクトに収まり、場所を取らないところも気に入っています。
無駄な装飾がないシンプルなデザインも、スタイリッシュで良い。
このあたりの価格帯の炊飯器ならば、味は正直どの大手メーカーでも美味しいと思います。
あとはデザインですね。
私のようにデザインを重視する人には、最適な炊飯器でおすすめできます。
以上です。
では、また。