進化し続ける通信の技術。
3Gから4Gになって、そして”5G”の時代に突入した。
4Gよりも高速で、大容量データの送信が可能な電波。
でもひとつ、わからないことがある。
4G、5Gの【G】って、どういう意味なのだろうかと。
あたりまえに使用する言葉だが、Gの意味が何だかわからないよね。
また4G、5Gと数字が増えることに、どういった意味があるのか?
そして5Gは、何がすごいのか。
1G、2G、3G、4G、5Gについても調べたので、シェアしようではないか。
通信規格の【G】とはGeneration(世代)のことだった
![電波が飛んでいるイメージ画像](https://enhasky.com/wp-content/uploads/2019/12/c5b6431ae9e08c2a6f7b1a8a45c2a569.jpg)
まずは4G、5Gの”Gとはなんぞや?”って疑問。
頻繁に耳にする、【G】の意味とは?
Gの意味は、Generation(ジェネレーション)【世代】の頭文字のことだ。
4Gを日本語にすると、第4世代ってこと。
5Gであれば5th Generation(第5世代移動通信システム)のことを表す。
携帯電話やスマートフォンに使用される、通信方式の規格だ。
通信規格が変更されると、新しい次の世代へと移行されるようになっている。
数字が増えるほど、より高速で安全な通信方式へ進化するのだ。
第1世代から始まり、進化を続けて現代の第5世代となった。
1G、2G、3G、4Gについて説明しようか
![虫眼鏡で見た詳細の文字](https://enhasky.com/wp-content/uploads/2021/07/2196046_s.jpg)
数字が増えるたびに、通信は進化している。
だが何がどう変わったのか、わからないよね?
説明しよう。
1G(第1世代)
はじめて登場した規格で、アナログの電波。
技術の進歩によりデジタル化が進み、2000年に1Gは終した。
2G(第2世代)
2Gになり、デジタルへ移り変わった。
アナログからデジタルへ移行したので、1Gから2Gへは劇的な進化だった。
この2Gからインターネット接続や、メール送信が可能な電波になったのだ。
PHSも、この2Gの電波を使用したものだ。
技術のさらなる進化により、2012年7月で2Gは終了した。
3G(第3世代)
2Gの技術進化版が3G。
簡単にいえば、2Gの高速化が実現したもの。
現在でも4GやLTEの電波が届かないエリアでは、3Gが接続されることあるよね。
4G(第4世代)
3G回線と比べて、高速な電波へ進化した。
3Gが14Mbpsなのに対し、4Gは100Mbps以上と圧倒的に早くなったのだ。
しかし4Gの電波は3G回線と比べると、障害物に弱い特徴がある。
通信を遮断する建造物などがあると、回線速度が遅くなるデメリットがあった。
コンクリートや、壁が厚い建物などに弱い電波なのだ。
LTEとは
3Gと4Gの間に、LTEという規格が存在する。
LTEとはLong Term Evolution(長期的進化)の略称だ。
3Gから4Gへ移る際の橋渡し的な位置づけで、3.9Gとされたものだ。
LTEを4Gと表す事業者も多く、4Gとして捉えても問題はない。
国際電気通信連合がLTEを4Gと認めたことから、LTE=4Gとして取り扱われるようになった。
厳密には、4Gじゃないんだけどね。
5G(第5世代)について
![5Gのイメージ画像](https://enhasky.com/wp-content/uploads/2019/12/354be9cc3ecdf8cb4c21374082b0217f.jpg)
そして、いよいよ5Gの時代へ。
果たして5Gは、どこまで進化したのか。
通信速度
3Gから4Gへ移り変わったとき、格段に通信速度が早くなった。
だが5Gへの変化は、そんな甘っちょろいものではない。
なんと、4Gの100倍以上の速度なのだ。
低遅延
リアルタイムで、データを送受信できるようになった。
5Gの電波は、ロボットやドローンなどの遠隔操作が正確に行えるようになる。
自動車の自動運転などにも、活躍が期待できる電波なのだ。
多数端末との接続
IoT(Internet of Things)の普及が急激に進む現在では、他端末との同時接続が必須だ。
5GはIoTを想定し、多数の端末を同時接続する前提で開発されている。
4Gでは対応できない同時接続も、5Gでは接続が容易に可能だ。
5Gは機械や家電、さらに自動車の自動運転まで同時に遠隔操作ができる電波なのだ。
まとめ
4G、5Gの【G】は、Generation(ジェネレーション)【世代】の頭文字だった。
IoTやITの進化が、急激な速度で進む現在。
通信技術も、IoTやITの進化に適応する必要がある。
そのため5Gへの移行は、必然ってわけだ。
5Gがないと期待される自動運転や、ドローンなど遠隔操作の開発が進まないのだ。
自動運転も、あっという間に広まるかもしれないね。
私は、早く自動運転になってほしいと思っている。
田舎の高齢者が、安心して移動できる世の中になってほしいからさ。
映画や漫画の中だけだった、未来の姿。
5Gの普及と同時に、そんな未来はすぐ始まるのかもしれない。
参考になった?
では、また。