ソフトバンクのルーター光BBユニットを2.2から2.4へ交換したら爆速になった話

どうも、こんにちは。

ハスキです。

我が家のネット回線は、ソフトバンク光です。

7年前に契約してから、ずっとソフトバンク光です。

他のプロバイダと比較して見直そうとも思ったのですが、ソフトバンク光って2年縛りがあるんですよね。

タイミングが悪く、満了までまだ1年半もある。

とりあえずソフトバンク光を継続しますが、7年間ずっと同じ契約なのでルーターも7年落ちです。

特に通信速度に不満があったわけじゃないけど、7年前のルーターって相当古いですよね。

色々と調べてみると、Wi-Fiの規格も進化していることがわかりました。

古いルーターは、新しいものに変えたほうがいいと判断。

そしてソフトバンク光に連絡し、最新の光BBユニットと交換しました。

新しいBBユニットに変えたら、通信速度が驚くほど爆速になりました。

最新のソフトバンク光BBユニットに交換した効果を、旧ルーターと比較しながら紹介します。

ソフトバンクのBBユニットを最新の2.4に交換したら爆速になった

REVIEWの文字

ソフトバンク光と契約したのが7年前。

Wi-Fiマルチパックという契約で、ルーターは光BBユニットをレンタルしています。

それから7年間、同じルーターを使用してきました。

つまり、7年落ちのルーターです。

使用していたのは、「E-WMTA2.2」という形式。

Wi-Fiの規格でいうと、第4世代対応のルーター。

たまに電波が途切れたりしたけど、そこまで不満があったわけではありません。

でも7年落ちのルーターって、かなり古いですよね。

Wi-Fiの規格は、現在Wi-Fi6。

つまり、今は第6世代です。

今まで2世代前のルーターを、使っていたことになるわけです。

これは新型に変えてもらう以外、選択肢はないでしょう。

光BBユニットの交換をソフトバンク光に頼んだら即OKだった

ソフトバンク光のチャットサポートで、連絡を取ってみました。

初めてチャットサポートを経験しましたが、すごいレスポンスの速さでビックリ。

現代のチャットて、すごいのね・・・。

「7年前のレンタルルーターのため交換してほしい」と伝えると、すぐにOKの返事が。

7日間以内に、新しい光BBユニットを発送するとのこと。

着払いの送り状を同梱するので、古いルーターは同梱の送り状宛に返品してほしいとの回答です。

ONU(ホームゲートウェイ)も交換してほしいと伝えましたが、ONUは故障しない限り交換できないとのこと。

ONUが古いと通信速度に支障がないのか心配でしたが、ONUは変えなくてもWi-Fi6やIPv6対応は問題ないらしい。

最新の光BBユニットに交換したら爆速になった

連絡から3日後、新しい光BBユニットが送られてきました。

早速交換。

新しいルーターは、結構大きくなってました。

光BBユニット2.2と2.4の比較 画像
左が新しい光BBユニット(2.4)、右が古い光BBユニット(2.2)
光BBユニット2.2と2.4の比較 裏側 画像
左が新しい光BBユニット(2.4)、右が古い光BBユニット(2.2)

接続方法は説明書があったので、交換は迷わず設置ができました。

ルーターとONU(ホームゲートウェイ)を繋げるLANケーブルも、新しいものへ変えることも忘れずに。

ケーブルにも、世代規格があるためです。

LANケーブル 画像

ケーブルも同梱されていて、新しいものに交換しました。

新旧ルーターの結果を比較してみた

改善結果をお伝えしましょう。

  • 回線の確認
  • 変更前と後の速度比較
  • 大きく変わったこと

この3点をテーマでお伝えします。

回線の確認

変更前の速度を調べてみると、下りで20〜30mbpsでした。

最大1Gbps(1000mbps)のはずなのに、20〜30mbpsって・・・。

もしやマンションの回線がVDSLなのでは?と不安になりました。

光ケーブル回線なら最大で1Gbpsですが、VDSL方式だと最大で100mbpsなのです。

VDSLとは、電話回線の配線方式。

マンションの回線がVDSLの場合は、いくら高性能ルーターに変えても100mbpsが限界となります。

調べた結果、我が家のマンションは光ケーブル方式だった。

よかった・・・。

つまり速度が遅いのは、ルーターが原因と考えられます。

変更前と後の速度を比較

設置が完了したので、新旧の光BBユニットで速度を比較してみました。

新型の光BBユニットは「E-WMTA2.4」というもの。

最新世代である、Wi-Fi6対応ルーターです。

変更前(E-WMTA2.2)の速度

変更前はこんな感じ。

光BBユニット変更前(2.2)の速度

ダウンロードは、いつもこんなところです。

今回のアップロードはそこそこの数値ですが、普段は10〜30Mbpsの間くらい。

変更後(E-WMTA2.4)の速度
光BBユニット変更後(2.4 5GHz) 速度

うそでしょ!?

交換前の30倍じゃないですか!

いろいろな時間帯で測定しましたが、400〜700Mbpsの数値でした。

なんだ、この圧倒的な速度差は・・・。

5GHzであることも大きいですが、これが本当の光回線の能力だったのだ。

旧ルーターと同じである、2.4GHzも測定してみました。

新型のルーターはWi-Fi6のため、2.4Ghと5Ghの電波が出ています。

電波はどちらでも選べます。

光BBユニット変更後(2.4 2.4GHz) 速度

旧ルーターと同じ2.4GHzでも、これだけのスピード差。

ダウンロードが20〜30mbpsだった原因が、ルーターであったことが証明されました。

新型の光BBユニットに交換した最大のメリット

新型の光BBユニットに変えて大きく変わったことは、5GHzの電波が使えるようにになったことです。

旧型は、2.4GHzのみでした。

電子レンジの電波が同じ2.4GHzなので、電子レンジを使用するたびに電波干渉していました。

分かる人も多いと思いますが、これが凄いストレスなんです。

新型の光BBユニットで5GHzを使用できるようになり、電子レンジ電波との干渉がなくなりました。

これが最大のメリットです。

5GHzは壁などの障害に弱いらしいけど、3LDKマンションの我が家は全部屋で5GHzの電波が問題なく届きます。

どの部屋でも、快適にWi-Fiが利用できます。

Wi-Fiルーターは定期的に交換したほうがいい

Wi−Fiが飛んでいるイメージ画像

7年間使用したルーターを交換して、改めて実感しました。

ルーターは、定期的に新しいものと交換すべきだなと。

ルーターの寿命は5年だそうです。

Wi-Fiの規格が常に進化していることを考慮すると、5年を目処に見直すことがベストとなりますね。

大きな交換理由は、この2点です。

  1. Wi-Fi規格
  2. IPv6

現代の最新Wi-Fi規格【Wi-Fi6】

通信が4Gから5Gへ進化したように、Wi-Fiの規格も進化を続けています。

現在の最新規格は、Wi-Fi6です。

1997年の第1世代から進化を続け、第6世代まで進みました。

Wi-Fi6は、大容量で複数の端末に対応が可能。

Wi-Fi6に対応するには、端末もルーターもWi-Fi6対応の必要があります。

iPhoneならば、iPhone11以降が対応機種です。

スマホがWi-Fi6対応でも、ルーターがWi-Fi6対応でないと恩恵を受けることができません。

ルーターがIPv6に対応している必要あり

光回線の通信には、2種類があります。

【IPv4】と【IPv6】。

違いを簡単に説明すると、こうなります。

IPV4渋滞しやすい
IPV6渋滞しにくい

ソフトバンク光は【IPv4 over IPv6】というもので、IPV4とIPv6の1番最適なルートを勝手に切り替えてくれる通信です。

しかし経由するルーターがIPv6対応でないと、【IPv4 over IPv6】が利用できません。

プロバイダがIPv6対応でも、ルーターが対応していなければ意味がないのです。

ちなみに7年前の光BBユニット(2.2)でも、IPv6対応でした。

プロバイダの契約プランも、定期的に見直したほうがいいかも

チェックリストとペン 画像

プロバイダの契約内容も、定期的に見直すべきだと思います。

時代とともに、契約内容も進化しているはずですから。

今回はソフトバンク光の縛りがまだ1年半あるから、ソフトバンク光を継続することにしました。

もし縛りなかったら、”Exciteメック光”がいいかなと考えてました。

Exciteメック光がいいなと思った理由

Exciteメック光に魅力を感じた理由です。

  1. 価格が安い
  2. 縛りがない
  3. IPV4 over IPV6対応
  4. いい意味でセット割がない

価格が安い

Exciteメック光のマンションプラン料金は、月額で¥3,850。

比較的安いソフトバンク光や楽天ひかりでも、月額¥4,180です。

Exciteメック光ならば月額で¥330安くなるので、年間¥3,960の節約になります。

微々たる節約かもしれませんが、5年使えば¥19,800の節約です。

縛りがない

Exciteメック光には、他社のような2年や3年の縛りがありません。

乗り換えたくなったら、いつでも乗り換えが可能です。

ソフトバンク光なら2年縛りだし、楽天ひかりならば3年縛り。

縛りって、厄介なんですよね。

IPV4 over IPV6対応

ソフトバンク光と同じように、混雑する回線を避けて快適な通信ルートを選択する「IPv4 over IPv6」対応です。

高速で複数同時接続でも問題なく、混雑時間帯でも快適にアクセスが可能。

フレッツ光回線だから、回線品質が他社と劣ることもありません。

いい意味でセット割がない

ソフトバンク光ならば、ソフトバンク契約のスマホ代が値引き対象となります。

ドコモ光やauひかりなど、他社でも同じようなグループ内で割引があります。

これは良いことに見えますが、デメリットな面も。

キャリアに縛られてしまうことです。

それがキャリアの狙いなのですが、インフラの首根っこを1社に抑えられてしまいます。

それにネットもスマホキャリアも、好きなときに好きなブランドを選びたい。

私は、値引きで束縛されたくありません。

エキサイトMEC光

あとがき

光BBユニットを最新型に変えた結果、爆速になりました。

ようやく本来の、光回線パワーを手に入れることができました。

特に、5GHzの電波を手に入れたことが大きい。

電子レンジの電波干渉から開放されたことが、一番うれしい。

最新の光BBユニットと交換しても、交換料金は発生しません。

ルーターの寿命は5年なので、これからは5年おきに交換したいと思います。

5年も経てば、ルーター技術も進化してますしね。

光BBユニットの交換を悩んでいるのであれば、交換することを強くおすすめします。

プロバイダの満了時期であれば、新しいプロバイダとの契約を考えてもいいでしょう。

参考になれば幸いです。

では、また。