【2025年更新】電気代・手入れゼロの自然気化式【ミスティガーデン2nd】の加湿効果を徹底検証

乾燥が気になる季節、高性能な加湿器を使っているのに、なんだか空気がよどんでいる気がする…。
実は、我が家も同じでした。
7万円もするダイキンの加湿空気清浄機を愛用していましたが、先日、ついに処分しました。
いくら洗浄してもカビ臭さが取れなくなり、清潔なはずの空気をかえって汚している状態になってしまったからです。
そんな失敗を経てたどり着いたのが、お手入れも電力も不要な自然気化式加湿器【ミスティガーデン2nd】。

電気を使わない加湿器なんて、本当に効果があるの?
と半信半疑でしたが、1シーズン使用した結果、その実力は本物でした。
今回は、その加湿効果を検証した結果と、実際に使ってみてわかった自然気化式加湿器のメリット・デメリットを詳しくお伝えします。


ミスティガーデン2ndは手軽さと効果を両立する新定番

ミスティガーデン2ndはフィルターに水を含ませて自然に気化させるmade in Japanの加湿器です。
電気を使わず、どこにでも置けるので、インテリアとしても楽しめるエコな加湿器。
仕組みはシンプルですが、メーカーの公表データによると、その加湿効果は抜群です。
なんと、コップ1杯の40倍以上も自然蒸発するとのこと。
正直、40倍と言われてもピンとこないかもしれませんが、乾燥した冬だと、500mlの水がわずか1日で空になってしまうほどの加湿力です。

500mlのペットボトルが1日で空になるって、すごいですよね?
ちなみに、旧モデルは15倍でしたが、新型の「ミスティガーデン2nd」では、この蒸発量が40倍に改良されています。
「置く場所に困らない」ミスティガーデン2ndのサイズ
サイズ | 幅300×奥行き155×高さ220 (フィルターの幅、高さを含む) |
---|---|
乾燥時の重量 | 約235g |
MacBook13インチと比べるとこんな感じです。


横幅は箱ティッシュより、ちょっと大きいくらい。
緑の葉っぱみたいなものが、水を染み込ませるフィルターです。
迷うことなし!誰でもできる超簡単なミスティガーデン2ndの使い方
使い方はとてもシンプルです。
フィルターをトレーに乗せて、水を注ぐだけ。
これ以上ないほど簡単なので、使い方に迷うことはないでしょう。
加湿器のフィルターは使い捨てが正解。交換時期と理由を解説
フィルターの寿命は3~6ヶ月と公表されており、1シーズンでの使い捨てが推奨されています。
実際に1シーズン使用したフィルターを使ってみたところ、フィルターの先端まで水が染み込まなくなりました。
おそらく、水道水に含まれるカルキが原因で、フィルターの先端に白い固形物が付着していたからです。
公式サイトでも、「抗菌、防カビ効果が低下するので、1シーズンを目安に交換してください」とアナウンスされています。



ミスティガーデン2ndを1シーズン使ってわかったメリット・デメリット

ミスティガーデン2ndを使用して感じた、メリットとデメリットを上げてみます。
ミスティガーデン2ndのメリット
まずはメリット。
6畳程度の部屋であれば、1台で十分な加湿効果あり
6畳ほどの広さであれば、1台で十分に加湿効果を実感できるでしょう。
ワンルームならこれ1台で事足ります。
50%以上の湿度にならない
湿度が50%まで上がると、自然と気化が弱まるため、加湿しすぎる心配がありません。
快適な湿度とされる40〜60%を、ちょうどよく保ってくれます。
無音

私にとって何より嬉しいのは、無音で使えることです!
以前の加湿空気清浄機は、ファンの音が大きくてストレスでした。
テレビや音楽の邪魔になるほどだったので、その都度音量を上げていました。
しかし、自然気化式のミスティガーデンは稼働音が一切しないため、静かな環境で過ごしたいときに最適です。
お手入れ不要
加湿器はこまめな手入れが必要ですが、ミスティガーデン2ndは使用中のお手入れが一切不要です。
1シーズンでフィルターを使い切るタイプなので、シーズンが終わればフィルターを処分し、次のシーズンに新しいものと交換するだけ。
フィルター代は1,500円程度かかりますが、半年間手入れの手間がなくなることを考えると、費用対効果は十分高いと言えるでしょう。
また、この加湿器は密封しない構造のため、雑菌が繁殖しにくいというメリットもあります。
以前、同じメーカーの密封式小型加湿器「ミスティブーケ」を使ったことがありますが、デザインは良かったものの、すぐに雑菌臭が発生してしまいました。
その点、ミスティガーデン2ndは安心です。

手軽に持ち運べる
加湿空気清浄機は大きくて重いため、部屋から部屋への移動が大変です。
その点、ミスティガーデン2ndは片手で楽に持ち運べるので、使いたい部屋へ気軽に移動させることができます。
ミスティガーデン2ndのデメリット
続いて、デメリットを上げてみます。
子供(乳児)やペットがいたずらしがち
小さな子どもやペットがいる家庭では、ミスティガーデン2ndの置き場所に注意が必要です。
子どもは何にでも興味を持つので、手が届く場所に置くと、水をこぼしてしまう可能性があります。
また、ペットも要注意。
我が家にはいませんが、特に猫はいたずらしてひっくり返すことが想定されます。
どこに置いても狙われそうで、置き場所に困るかもしれませんね。
大きなリビング(12畳くらい)では加湿しきれない
広いリビングでエアコンを使うと、ミスティガーデンの加湿効果が追いつかなくなります。
エアコンによる乾燥効果が上回ってしまうためです。
電気式加湿器のように、人工的にパワーを上げることはできません。
そのため、リビングでは2台体制で加湿しています。

高加湿には出来ない
ミスティガーデン2ndは、意図的に湿度を上げたい場合には向きません。
自然気化式のため、湿度が上がると自動的に気化を止めるからです。
ただし、湿度が高すぎるとカビの発生や不快感につながるため、無理に高加湿にする必要はないでしょう。
ミスティガーデン2ndの加湿力を検証した
実際に加湿効果があるのか、検証しました。

時間を測定しながら、湿度がどう変わるのかを検証します。

使い方はシンプルです。
トレーにフィルターを乗せ、水を注ぐだけ。
ジョウロがない場合はコップでも大丈夫です。
水を注いだら、フィルターを均等に整えれば完了です。

今回、加湿効果の検証した部屋の条件です。
部屋の広さ | 6畳 |
---|---|
季節 | 11月 |
エアコン使用 | なし |
開始時の湿度 | 35% |

わずか10分で湿度が約53%まで上昇し、その効果は抜群でした。
ただし、湿度計とミスティガーデンの距離が近すぎたため、正確な数値ではないかもしれません。
そこで、少し距離を置いて1時間後に再測定してみました。

1時間後の湿度は51%でした。
人が快適に感じる湿度(40〜60%)の範囲内なので、理想的な状態です。
加湿しすぎない自然気化式だからこそ、水がなくなるまでこの湿度が安定して保たれます。
これにより、十分な加湿効果があることが証明されました。
(※今回の検証は、あくまでエアコンを使用していない環境です。)
あとがき
今回の検証で、ミスティガーデン2ndの加湿効果は十分にあると判断しました。
エアコンを使うと加湿効果は下がりますが、これは自然気化式加湿器の特性上、ある程度は仕方ないことでしょう。
価格はフィルターを含めても3,000円台と非常にリーズナブル。
電気代がかからないため、ランニングコストはゼロです。
コンセントの位置を気にせず、好きな場所に置けるのも大きなメリットです。

加湿による雑菌の繁殖を考えると、加湿器と空気清浄機は別々に使うのが私は理想的だと考えています。
加湿器選びの参考になれば幸いです。
では、また。




フィルターにファブリーズをかけたら水の吸収力が復活しました。(笑)