日本製レビュー

【使用レビュー】ASMRだけじゃない!final「ZE500 for ASMR」は普段使いにも優秀だった

【使用レビュー】 ASMRだけじゃない! final「ZE500 for ASMR」 普段使いにも優秀だった
ハスキ

今まで使用していたAppleのワイヤレスイヤホン「AirPods Pro」が壊れてしまいました。

ノイズ音が発生するようになり、寿命が来たのだと判断。

買い替えを検討することに。

再びAirPods Proを購入することも考えましたが、価格が高いことと、「日本製」の製品にこだわるようになったことから、made in Japanのワイヤレスイヤホンを探すことにしました。

そこで目をつけたのがメーカーが、神奈川県に本社を置き、自社工場で国産イヤホンを製造している音響メーカー「final(ファイナル)」

数ある製品の中から、私が選んだのは「ZE500 for ASMR」

ASMR、音楽、通話など、実際に使用した感想をレビューしていきます。

ファイナル(final)
¥7,980 (2025/09/01 20:33時点 | Amazon調べ)
1
高コスパな「ZE500 for ASMR」は本当に買いなのか?

ファイナルの「ZE500 for ASMR」を選んだ理由

Reasonの文字と桜

愛用していたイヤホンが壊れたのを機に、新しいワイヤレスイヤホンを探すことにしました。

日本製にこだわるようになったため、今回は「Made in Japan」の製品から選ぶことにしました。

日本製ワイヤレスイヤホンはかなり希少

日本製のワイヤレスイヤホンを探し始めたところ、ほとんどが海外製であり、国産の製品はかなり希少であることがわかりました

そのため、選択肢は限られており、その中から選ぶしかありません。

日本製イヤホンのラインナップについては、別記事で一覧をまとめていますので、そちらを参考にしてください。

合わせて読みたい
【2025年最新】失敗しないイヤホン選び!日本製ワイヤレス&有線おすすめ10選
【2025年最新】失敗しないイヤホン選び!日本製ワイヤレス&有線おすすめ10選

ASMRに興味がなくてもアリ?final「ZE500 for ASMR」を選んだ理由

数ある製品の中から、私が選んだのはfinalのワイヤレスイヤホン「ZE500 for ASMR」です。

購入を決めた理由は以下の通りです。

AMSRに特化しているため、高音質な音声が期待できる

実はASMRに興味があるわけではないのですが、「人の声」に特化しているという点に注目しました。

YouTubeで「語り系」の動画をよく見るので、快適に楽しめるだろうと思ったからです。

さらに、ASMR向けに作られているなら、音楽もきっと高音質で聴けるはずだと考えました。

ワイヤレス充電に対応している

今まではワイヤレス充電に対応したAirPods Proを使っていました。

そのため、私のメインの充電器はワイヤレス充電器です。

この充電器を有効活用できるので、ワイヤレス充電機能の搭載はとてもありがたい。

マイク付きで通話が可能

現代のイヤホンには、通話機能が欠かせません。

ハンズフリー通話は非常に便利で、特に仕事で車を運転することが多いため、運転中の通話機能は重宝します。

価格が手頃

これだけの機能が搭載されていながら、価格はリーズナブルに抑えられています。

8,980円という1万円を切る価格設定はとても良心的で、AirPods Proを4つ購入できる金額です。

2
寝ホンとしても使える!

【Final】ASMR特化型イヤホン「ZE500 for ASMR」を解説

ZE500 for ASMR 出典:Amazon
出典:Amazon

購入したファイナルのワイヤレスイヤホン「ZE500 for ASMR」の詳細を紹介します。

ZE500 for ASMRの特徴

「ZE500 for ASMR」は、ASMRに特化した完全ワイヤレスイヤホンです。

独自の音響設計により、ささやき声やタッピング音といった繊細な音も、まるで耳元で囁かれているかのようなリアルな音像で再現します。

また、COTSUBUシリーズからさらに35%小型化された超軽量かつコンパクトな本体と、一体型ソフトイヤーピースで、寝転がりながらでも快適に使用できます。

ZE500 for ASMRのスペック

ZE500 for ASMRのスペックです。

通信方式Bluetooth 5.4
対応コーデックSBC、AAC
連続音楽再生時間イヤホン本体:最大4.5時間
ケース込み:最大18時間
充電時間イヤホン本体 約1.5時間
充電ケース込み 約2時間
イヤホンは急速充電 10分充電で約1時間使用可能
充電ポートUSB-C
ワイヤレス充電有り
防水性能IPX4

ZE500 for ASMRは専用アプリがあり

引用:ファイナル公式サイト
引用:ファイナル公式サイト

ZE500 for ASMRには専用アプリがあります。

このアプリを使えば、イコライザーで音質を自由に調整し、ASMR体験をさらに自分好みにカスタマイズできます

アップデート機能や詳細設定も搭載されており、シンプルな構成ながらもZE500の性能を最大限に引き出すことができます。

ファイナル(final)
¥7,980 (2025/09/01 20:33時点 | Amazon調べ)
3
普段使いのイヤホンとしても優秀だった

ZE500 for ASMRを使用したレビュー

Finalのワイヤレスイヤホン「ZE500 for ASMR」を実際に使ってみた感想を、6つのポイントに分けてレビューします。

① 外観

ZE500 for ASMRのケース
ZE500 for ASMRのケースオープン

ケースも本体も、とにかく小さくて軽いです。

ケースには高級感があるものの、手触りや重みに関してはAirPods Proの方が上だと感じました。

しかし、価格を考えれば仕方のないことでしょう。

よく見ると、ケースには「Made in China」の文字が

ZE500 for ASMRケース裏側
筆者
筆者

日本製だと思い込んでいたので残念でしたが、仕方ない・・・。

とにかく、本体の小ささには驚きました。

ZE500 for ASMRの本体サイズ
親指の爪と同サイズ

② つけ心地

ZE500 for ASMR イヤホン

側面までがイヤーチップになっていて、耳に触れる部分がすべてゴム製なので、装着感は快適です。

「寝ホン」としても使えるというZE500 for ASMRの特徴が、このつけ心地に表れています。

耳から出っ張らないため、イヤホンを装着したまま眠りに入ることができ、寝返りを打っても邪魔になりません。

非常に軽いため快適なつけ心地ですが、AirPods Proに比べると、装着している感覚は強く感じます

ノイズキャンセリング機能は搭載されていませんが、カナル型で耳穴をしっかりと塞ぐため、ノイズキャンセリング並みに外部音を遮断します

外部音取り込み機能もないので、装着中は耳栓のように外の音はシャットアウトされます。

イヤホンの電源は、ケースから取り出すと自動的にオンになり、ケースに戻すとオフになります。

筆者
筆者

ケースとイヤホンはマグネットでしっかりとくっつくため、収納もスムーズ!

③ 音声

YouTubeで普段見ている政治系のコンテンツを視聴してみましたが、特に可もなく不可もないといった印象です。

ただ、話す人によっては、「チッ」や「シッ」といった子音の音が強く聞こえることがあります。

ASMRとして音声を聴いてみると、吐息や濁音がよりはっきりと聞こえました

ここで大きなメリットを発見しました

筆者
筆者

英会話のリスニングです!

日本人には聞き取りづらい「t」や「s」、「th」で終わる発音が非常にクリアに聞こえます。

英語を勉強している方には、ぜひおすすめしたいイヤホンですね。

④ 音楽

ASMRに特化しているため、音楽は問題なく楽しめるのか?が気になっていました。

特に、ボーカルの歌声は問題なくても、それ以外の音域がどうなのかと。

結論から言えば、音楽も十分に楽しめます

音域の広さやクリアさではAirPods Proの方が上ですが、特に音質にこだわらず、普通に音楽を楽しみたい人には十分な品質です。

音は中高音が中心で、ドラムのハイハット(「チッチッチッ」と鳴るシンバル)やボーカルの「チッ」「シッ」といった音が強調されているように感じます。

⑤ 通話

超小型で耳からはみ出ないサイズのため、マイクの性能を心配しましたが、全く問題ありませんでした

通話相手に確認したところ、こちらの音声もクリアに聞こえているとのことです。

また、ZE500 for ASMRは片耳だけでも装着できるため、右耳だけ、あるいは左耳だけで通話することも可能です。

⑥ 専用アプリ

引用:ファイナル公式サイト
引用:ファイナル公式サイト

ZE500 for ASMRには専用アプリがあり、特にボリューム設定が非常に役に立ちます。

スマホはボリュームの調整が細かくできませんよね。

その点で、このアプリの「ボリュームステップ最適化」機能がその問題を解決してくれます。

小音量、中音量、大音量の3つから選択でき、より細かく音量を調整できます

アプリの内容は非常にシンプルで、以下の4つの機能のみです。

  • イヤホンLRのバッテリー残量表示
  • ASMRモードのオンオフ
  • ボリュームステップ最適化
  • ファームウェアアップデート

「ASMRモード」とは、タップ操作と音声ガイダンスを無効にして、ASMRに没入できるモードです。

ZE500 for ASMRはイヤホンを2回タップすると再生のオンオフが切り替わるのですが、このモードをオンにすれば、寝ている間の誤操作を防ぎ、邪魔が入らずに安心して眠りにつくことができます。

4
さいごに

あとがき

このイヤホンは中高音域が重視されている印象ですね。

音域の広さやクリアさではAirPods Proの方が上ですが、不満を感じるほどではありません。

音にこだわりを持つ方には、より高価で音域の広いイヤホンをおすすめしますが、普通に音楽を楽しみたいだけであれば、低音に多少の物足りなさを感じるものの、十分に満足できるでしょう。

特にこのイヤホンをおすすめしたいのは、英語を勉強している方です。

日本語にはない「t」「s」「th」のような聞き取りづらい発音がクリアに聞こえます。

吐息音に特化しているため、息を抜く発音が多い英語との相性が良いのでしょう。

筆者
筆者

つけ心地、音声、音質ともに満足しており、購入して後悔はありません!

日本製でなかったことは残念でしたが、品質には全く問題ありません。

参考になれば幸いです。

それでは、また。

ファイナル(final)
¥7,980 (2025/09/01 20:33時点 | Amazon調べ)
合わせて読みたい
どこの国?ワイヤレスイヤホン主要ブランドのメーカー国籍/原産国一覧
どこの国?ワイヤレスイヤホン主要ブランドのメーカー国籍/原産国一覧
合わせて読みたい
【2025年最新】失敗しないイヤホン選び!日本製ワイヤレス&有線おすすめ10選
【2025年最新】失敗しないイヤホン選び!日本製ワイヤレス&有線おすすめ10選

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

ABOUT ME
ハスキ
ハスキ
次の世代のためにも、日本の未来を守りたいと考えている40代。
made in japan製品を中心に発信しています。
デスク環境マニアです。
記事URLをコピーしました