リュック・バックパックがどこの国のブランドか調べた。 国別/原産国(製造国)一覧

ビジネスシーンはもちろん、プライベートでもリュックやバックパックが主流となり、手持ちバッグを見ることは少なくなりました。
両手が自由に使えるリュックは、非常に便利です。
様々なブランドが魅力的なリュックを展開していますが、ブランドがどこの国なのか、原産国はどこなのか、気になりますよね。
品質にこだわる方にとっては、メーカー国や原産国は重要な選択基準の一つです。
そこで、リュック・バックパックのブランド国と原産国を一覧にまとめたので、共有したいと思います。
リュック・バックパック国別ブランド/原産国(製造国)一覧

日常使いに人気のリュック・バックパックのブランド国/原産国をまとめました。
Amazonや楽天市場などで手軽に購入できるブランドを対象とし、高級ブランドは除外しています。
日本、アメリカ、その他の海外ブランドに分類し、それぞれの代表的なブランドをリストアップしました。
日本ブランド
調査ブランド12社
- anello(アネロ)
- MIZUNO(ミズノ)
- PORTER(ポーター)
- Kanana project(カナナ プロジェクト)
- ELECOM(エレコム)
- STANDARD SUPPLY(スタンダードサプライ)
- CIE(シー)
- master-piece(マスターピース)
- WONDER BAGGAGE(ワンダーバゲージ)
- ace.GENE(エースジーン)
- legato largo(レガートラルゴ)
- TAKEO KIKUCHI(タケオキクチ)
調査結果と公式ストア
ブランド名 メーカー国籍 | 原産国 | 公式ストア |
---|---|---|
anello 日本 | 中国 | Carrot Company |
MIZUNO 日本 | 中国 ベトナム | MIZUNO |
PORTER 日本 | 日本 | YOSHIDA.Co |
Kanana project 日本 | 中国 | エースオンライン公式ストア |
ELECOM 日本 | 中国 | Direct shop |
STANDARD SUPPLY 日本 | 日本 | evergreen works |
CIE 日本 | 日本 | Online Store |
master-piece 日本 | 日本 | master-piece |
WONDER BAGGAGE 日本 | 日本 | WONDER BAGGAGE |
ace.GENE 日本 | 日本 中国 | エースオンライン公式ストア |
legato largo 日本 | 中国 | Carrot Company |
TAKEO KIKUCHI 日本 | 日本 中国 ベトナム | TAKEO KIKUCHI |
made in Japanのブランドがあることは、嬉しいですね。

アメリカブランド
リュック・バックパックは、アメリカのブランドが多いので、アメリカブランドだけの表を作成しました。
調査ブランド18社
- THE NORTH FACE(ザノースフェイス)
- Coleman(コールマン)
- OUTDOOR PRODUCTS(アウトドアプロダクツ)
- Columbia(コロンビア)
- UNDER ARMOUR(アンダーアーマー)
- GREGORY(グレゴリー)
- new balance(ニューバランス)
- Champion(チャンピオン)
- NIKE(ナイキ)
- carhartt(カーハート)
- SAMSONITE(サムソナイト)
- BEN DAVIS(ベンディビス)
- Manhattan Portage(マンハッタンポーテージ)
- JanSport(ジャンスポーツ)
- patagonia(パタゴニア)
- TUMI(トゥミ)
- NEW ERA(ニューエラ)
- MYSTERY RANCH(ミステリーランチ)
調査結果と公式ストア
ブランド名 メーカー国籍 | 原産国 | 公式ストア |
---|---|---|
THE NORTH FACE アメリカ | ベトナム 中国 日本 | Goldwin Online Store |
Coleman アメリカ | ベトナム | Online Shop |
OUTDOOR PRODUCTS アメリカ | ベトナム 中国 | OUTDOOR PRODUCTS |
Columbia アメリカ | ベトナム | Columbia |
UNDER ARMOUR アメリカ | ベトナム インドネシア | UNDER ARMOUR |
GREGORY アメリカ | フィリピン ベトナム | GREGORY |
new balance アメリカ | ベトナム | new balance |
Champion アメリカ | 中国 | Champion |
NIKE アメリカ | インドネシア ベトナム 中国 | NIKE |
carhartt アメリカ | ベトナム 中国 | carhartt |
SAMSONITE アメリカ | 中国 ベトナム | SAMSONITE |
BEN DAVIS アメリカ | 中国 | BEN DAVIS |
Manhattan Portage アメリカ | 台湾 アメリカ | Manhattan Portage |
JanSport アメリカ | カンボジア ベトナム 中国 | JanSport |
patagonia アメリカ | ベトナム | patagonia |
TUMI アメリカ | 中国 タイ その他(多国籍) | TUMI |
NEW ERA アメリカ | ベトナム 中国 | NEW ERA |
MYSTERY RANCH アメリカ | ベトナム | MYSTERY RANCH |
アメリカ国内で製造してるブランドは、ほぼありません。
ほとんどが、ベトナム製です。
その他の海外ブランド
最後に日本、アメリカ以外のブランドです。
調査ブランド16社
- adidas(アディダス)
- PUMA(プーマ)
- FILA(フィラ)
- MILLET(ミレー)
- Karrimor(カリマー)
- Mammut(マムート)
- KANGOL(カンゴール)
- UMBRO(アンブロ)
- GUSCIO ITALY(グッシオ イタリー)
- FJALL RAVEN(フェールラーベン)
- Thule(スーリー)
- FANDARE
- Naturehike
- G4Free
- ARC’TERYX(アークテリクス)
- VICTORINOX(ビクトリノックス)
調査結果と公式ストア
ブランド名 メーカー国籍 | 原産国 | 公式ストア |
---|---|---|
adidas ドイツ | ベトナム | adidas |
PUMA ドイツ | ベトナム 中国 バングラデシュ | PUMA |
FILA 韓国(元イタリア) | 中国 ベトナム | FILA |
MILLET フランス | ベトナム | MILLET |
Karrimor イギリス | ベトナム 日本 | Karrimor |
Mammut スイス | ベトナム | Mammut |
KANGOL イギリス | ベトナム 中国 | KANGOL |
UMBRO イギリス | ベトナム 中国 | DESCENTE STORE |
GUSCIO ITALY イタリア | イタリア 中国 | GUSCIO ITALY |
FJALL RAVEN スウェーデン | ベトナム 中国 | FJALL RAVEN |
Thule スウェーデン | スウェーデン その他(他国籍) | Thule |
FANDARE 中国 | 中国 | 公式サイトなし |
Naturehike 中国 | 中国 | Naturehike |
G4Free 中国 | 中国 | 公式サイトなし |
ARC’TERYX カナダ | 台湾 中国 ベトナム | ARC’TERYX |
VICTORINOX スイス | ベトナム | VICTORINOX |
その他の海外ブランドも、ベトナム製か中国製がほとんどですね。
有名ブランドのバッグはアジアで作られている!その理由とは

本調査では高級ブランドは対象外としたため、高級ブランドのデータはありませんが、一般的に知られている多くのブランドの生産拠点はアジアに集中しています。
人件費の低さが主な理由ですが、「自国生産こそがブランドの価値があるべきなのでは?」と個人的には考えてしまいます。
ベトナム原産の多さに驚いた
世の中にある多くの商品は中国製ばかりなので、リュック・バックパックの原産国も中国メインなのかと思いきや、メインの製造国はベトナムでした。
なぜベトナムは、縫製工場が盛んなのでしょうか。
中国からベトナムへ移管されている
近年では、中国の人件費高騰や社会情勢の変化、人権問題への国際的な注目が高まる中、多くの企業が中国からの生産移転を加速させています。
中でも、ベトナムは低コストな労働力と安定した政治情勢を背景に、新たな生産拠点として注目を集めています。
縫製産業に限らず、さまざまな業種で中国から東南アジアへの生産移管が今後も続くでしょう。
真面目で技術力が高い
ベトナムが縫製産業で発展している背景には、ベトナム人の勤勉性や手先の器用さといった労働力としての強みがあります。
縫製業は細心の注意と根気が求められるため、これらの特徴を持つベトナム人や日本人は、この分野で高い生産性を発揮できます。
日本は人件費の高いため、ベトナムが多くの企業から選ばれるのは自然な流れと言えるでしょう。
人件費が安い
ベトナムが縫製産業において人気の生産拠点となっている最大の理由は、人件費の安さ。
かつて「世界の工場」と呼ばれた中国も、近年は人件費の高騰が著しく、コスト競争力が低下しています。
一方、ベトナムの人件費は中国の半分以下とされており、多くの企業にとって魅力的な製造拠点となっています。
日本製を選ぶべき3つの理由。国産ブランドの魅力とは?

私としては、日本製のリュック・バックパックをおすすめしたい。
日本製の購入は、日本にとって多くのメリットが発生するからです。
コストも重要ですが、価格を超える価値がmade in Japanには隠れています。
間違いのない品質
日本製は、高い品質基準と、細部へのこだわりが特徴です。
製造コストを抑えた海外製品に比べれば、価格は高価な場合もありますが、耐久性や使い心地といった点において、日本製は圧倒的な優位性を持っています。
価格、品質、そして長く使える耐久性という、すべての要素において高いレベルを達成している点が、made in Japanの魅力です。
満たせる真の所有欲
高級ブランドのバッグは、そのブランドが持つステータスから、高い所有欲を満たしてくれるでしょう。
一方で、安価なバッグは、価格面での満足感を得られます。
しかし、私たち日本人が本当に求めているのは、単なる所有欲だけでなく、モノづくりに対する誇りや、日本の文化を感じられるような経験ではないでしょうか。
日本製を選ぶことは、そうした価値観を満たす一つの方法です。
高品質な素材と丁寧な作り込みが特徴の日本製は、愛着と満足感を与えてくれます。
日本の経済効果に貢献
国産の商品を購入することは、日本の経済に貢献することに直結します。
もし品質が他国に劣るならば、経済効果があろうと国産を選ぶ価値はありません。
しかし日本製は、品質が他国より高い基準にあります。
国産を選べば、日本経済にも貢献できる付加価値が付いてきます。
あとがき
多くのバッグブランドの生産拠点が、アジアに集中していることが分かりました。
特にベトナムは、縫製産業の発展が目覚ましく、多くのブランドが生産を委託しています。
かつては中国が世界の工場と呼ばれていましたが、現在はベトナムがその地位を継いでいると言えるでしょう。
リュック・バックパックに関しては、アメリカのアウトドアブランドが強いですね。
高級ブランドはヨーロッパ、中価格帯はアメリカ、そして低価格帯は中国というように、価格帯によって生産国が分かれる傾向が見られます。
日本製を選ぶメリットは、高品質な製品を手に入れられるだけでなく、日本の経済を活性化させることにつながる隠れたメリットが存在します。
ブランド選択として、十分な理由になるのではないでしょうか。
以上です。
では、また。
