【日本製エアコン】三菱霧ヶ峰スタンダードモデルGE 6畳用の使用レビュー


12年間使い続けたエアコンが突然壊れてしまいました・・・。
そのため、快適な生活を取り戻すべく、急いで新しいエアコンへの買い替えを決意。
数ある製品の中から、信頼の日本製である三菱霧ヶ峰のスタンダードモデル「GEシリーズ6畳用」を選びました。
この記事では、実際に使ってみた率直な感想を、詳細な製品情報と合わせてレビューします。
エアコンの買い替えを検討している方の参考になれば幸いです。

霧ヶ峰スタンダードモデルGE 6畳を選んだ3つの理由

壊れたエアコンの買い替えにあたり、私が三菱霧ヶ峰GEシリーズを選んだのには、明確な理由が3つあります。
日本製のエアコン
長年使うことを考えれば、信頼性の高さは外せないポイントでした。
三菱霧ヶ峰はスタンダードモデルを含め、すべての機種が日本製です。
開発から製造まで一貫して国内の静岡工場で行われており、日本の気候や住宅環境に合わせた丁寧なものづくりによって、安心して長く使えるという大きなメリットがあります。
また11.5畳のリビングでは、すでに霧ヶ峰を使っており、その快適さから信頼があったことも選んだ理由の一つです。
6畳程度に高機能な上位モデルのエアコンはいらない
6畳ほどの寝室や個室には、高機能なエアコンは必要ないと考えました。
高機能モデルに搭載されているAIセンサーや人感センサーは、人の出入りが少ない部屋ではオーバースペックになりがちです。
また、部屋が広くないのであれば、スタンダードモデルでも省エネ性能は十分。
無駄な機能にお金をかけることなく、シンプルで使いやすいエアコンを適正価格で購入できました。
「はずせるボディ」の魅力
手入れのしやすさも、エアコン選びの重要なポイントでした。
三菱霧ヶ峰GEシリーズの機能「はずせるボディ」は、前面パネルやエアフィルター、さらに通風路やファンまで自分で取り外して掃除ができます。
これにより、内部のホコリやカビを徹底的に除去でき、専門業者に頼む必要がなくなります。
これまでもどかしかった、手の届かない吹き出し口の奥まで掃除できる点が特に魅力的でした。
霧ヶ峰の上位モデルとの違いと6畳ならGEで十分な理由

三菱霧ヶ峰には様々なモデルがありますが、スタンダードなGEシリーズと高機能な上位モデルでは何が違うのでしょうか。
上位モデルにはAIセンサーや高機能な気流制御など、魅力的な機能が満載です。

しかし、6畳程度の部屋で使うなら、あえて上位モデルを選ぶ必要はないのでは?
主な違いを確認してみましょう。
センサー機能の違い
三菱霧ヶ峰の主要な機能であるムーブアイ。
しかし、スタンダードモデルのGEシリーズにはムーブアイではなく、フロアアイが搭載されています。
以下に、6畳用に対応している6シリーズの主な違いを比較します。
シリーズ (2025年) | 機能 |
---|---|
Z | ムーブアイ360°(約64,000エリアを検知) 「お任せA.I自動」搭載 |
X R XD S | ムーブアイ160°(約800エリアを検知) 部屋と人を見て、体感度を測る |
GE | フロアアイ100°(床温度を検知) 部屋の床温度を検知 |
上位モデルになるほど、快適な機能が充実していきます。
しかし、6畳程度の部屋で、そこまで細かく空間を検知する機能は必要でしょうか。
私は不要だと判断しました。
省エネ性能の違い
省エネ性能を比較してみます。
シリーズ (2025年) | 省エネ 達成率 | エネルギー 消費効率 | 冷房 消費電力(W) | 暖房 消費電力(W) |
---|---|---|---|---|
Z | 104% | 6.9 | 425 (100〜850) | 465 (105〜1,480) |
X | 101% | 6.7 | 450 (105〜880) | 470 (105〜1,485) |
R | 87% | 5.8 | 655 (165〜940) | 470 (135〜1,315) |
XD | 106% | 6.6 | 450 (105〜760) | 525 (105〜1,980) |
S | 87% | 5.8 | 655 (165〜940) | 470 (135〜1,315) |
GE | 87% | 5.8 | 655 (165〜940) | 470 (135〜1,315) |
Z、X、ZD(暖房強化モデル)は省エネ基準達成率が100%を超える一方、R、S、GEは87%となっています。

省エネ性能について家電量販店の店員さんに確認したところ、10畳以上の部屋ではこの数字で大きな差が出ますが、6畳程度ならほとんど違いはないとのことでした。
快適機能
続いて、快適性能の違いです。
シリーズ (2025年) | 冷房 除湿 | 暖房 | 気流 |
---|---|---|---|
Z | さらっと除湿冷房 STRONG冷房 | 氷点下でも能力発揮 室温キープシステム 快適ロング暖房 10℃キープ暖房 | 自動風あて/風よけ うる肌気流 180°ワイド気流 ロング気流 2か所同時空調 |
X | さらっと除湿冷房 STRONG冷房 | 室温キープシステム 10℃キープ暖房 | うる肌気流 180°ワイド気流 ロング気流 2か所同時空調 |
R | スマート除湿 STRONG冷房 | 室温キープシステム 10℃キープ暖房 | 保湿風よけ 180°ワイド気流 ロング気流 2か所同時空調 |
XD | スマート除湿 STRONG冷房 | 外気温-15℃でも能力発揮 外気温-25℃でも運転可能 室温キープシステム 長時間連続暖房 10℃キープ暖房 | 保湿風よけ 180°ワイド気流 ロング気流 2か所同時空調 |
S | スマート除湿 STRONG冷房 | 室温キープシステム | 保湿風よけ 150°ワイド気流 ロング気流 |
GE | 選べる3モード除湿 STRONG冷房 | 室温キープシステム | なし |
あたりまえですが、高性能エアコンほど様々な機能を搭載しています。
本体価格
価格差を比較してみます。
シリーズ (2025年) | 価格 (ヨドバシカメラ参照) |
---|---|
Z | 217,110円 |
X | 208,920円 |
R | 146,420円 |
XD | 158,640円 |
S | 96,940円 |
GE | 92,520円 |
シリーズによって、価格に大きな差がありますね。

価格と性能を検討した結果で、私はスタンダードモデルのGEシリーズで十分だと判断しました。

霧ヶ峰スタンダードモデルGEの使用レビュー

以上の理由から、霧ヶ峰のスタンダードモデル「GE」の6畳用を購入しました。
この後、5つのテーマに分けてレビューをお届けします。
外観


特別な装飾のない、ごくシンプルな外観です。
良くも悪くもない、必要十分なデザインと言えるでしょう。
いい意味で存在感がないので、どんな部屋にも自然に馴染みます。
サイズも12年間使っていた富士通のエアコンよりコンパクトになりました。
冷房

冷房はとても快適です!
新品なこともあり、気持ちの良いきれいな空気を送り出してくれます。
温度設定は0.5℃単位で細かく調整できるのが便利です。
また、省エネに貢献するハイブリッド運転という機能も気に入っています。
これは、エアコンと扇風機のいいところを組み合わせた運転モードです。
通常の運転では設定温度に達するとエアコンが止まりますが、このモードでは、床の温度を検知しながら冷房と送風を自動で切り替えてくれるので、ずっと稼働しながら部屋の快適さを保ちつつ節電ができます。
暖房
申し訳ありませんが、まだ暖房機能は使用していないため、レビューができません。
冬になり次第、追記したいと思います。
機能

スタンダードモデルのため機能は最小限ですが、日常生活で必要な機能はすべて揃っています。
リモコンで操作できる機能は以下の通りです。
- かんたん切
- かんたん入
- ねむり/冷房節電
- 内部クリーン
シンプルではありますが、6畳の部屋で使うにはこれで十分でしょう。
お手入れ

私が気に入っている機能が「はずせるボディ」です!


取り外しが簡単で、よく考えられていると感じました。
まだ新品なのでメンテナンスはしていませんが、中長期で使ってみてから、改めて追記したいと思います。
手の届かない吹き出し口の汚れを自分で掃除できるのは、とても重宝しそうです。
あとがき
長年使用したエアコンが壊れて痛い出費でしたが、急遽新しいエアコンへの買い替えを決め、信頼の日本製三菱霧ヶ峰のGEシリーズを選んで正解でした。
6畳の部屋には高機能なエアコンは不要だと判断し、自分で手入れができる「はずせるボディ」に魅力を感じたことが大きな決め手です。
実際に使用した結果、不満点は全くなく、シンプルな機能ながら使い勝手は抜群です。
この記事が、皆さんのエアコン選びの参考になれば嬉しいです。
それでは、また。
