先日みずほ銀行が、週休3日〜4日制を導入するとのニュースが報道されました。
当然休日分の給与はカット。
雇用を確保しながら、人件費を削減する方法です。
これはコロナ禍が絡む話しでもありますが、コロナ禍でなくても週休3〜4日制は導入されたでしょう。
いずれこうなることは、わかっていました。
国が副業を押している時点で、大手企業から始まることは時間の問題だったからです。
とうとう副業、兼業時代が到来したのです。
しかし副業とは何をすべきなのか?
アルバイトでは、収入をカバーすることは出来ません。
副業はフリーランスとして、個の力が必要となるのです。
今回は新しい時代に順応する準備について、深堀りします。
とうとう副業が当たり前の時代が到来した

冒頭で触れた通り、みずほ銀行が週休3〜4日制を導入すると発表しました。
週休3日なら給与20%カット、週休4日ならば40%のカットです。
希望する人が対象ですが、何らかの方法で希望せざる得ないようになるのではと考えられます。
「給料はカットするが、あとは副業で補ってね」ってことです。
雇用を確保しながら人件費をカットする、最適な方法でしょう。
銀行だって企業だって、生き残るために人件費を節約しなければならない。
しかし人材は確保しておく必要もある。
恐らくこの方法しかないでしょう。
週休3〜4日制は日本中で当たり前の時代となる
みずほ銀行は先駆けとなりましたが、特別な対応ではありません。
週休3〜4日制は、日本で当たり前になると考えられます。
企業はできるだけ最低限の賃金で社員を雇いながら、都合のいいように出勤させる。
忙しい時だけ出勤日を増やす。
その時だけ、出勤した賃金を上乗せして。
繁忙期は社員を導入し、閑散期は最低限の人数で回す。
都合のいいように、会社が社員をコントロールできるのです。
現在でも経営者の駒として使われることが、会社員の現実でもありますがね・・・・・。
社会に出て20年以上が経ち、幾つかの会社を経験してきました。職場や職種が違えど、どの会社でも共通することが一つあります。それはどんなに頑張ってもサラリーマンは所詮、経営者の兵隊(駒)でしかないことです。残念[…]
更に拍車がかかり、都合よく使われる時代となるでしょう。
副業が人生の鍵を握る
週休3〜4日制が常識となれば、副業の有無は個人が自由に選択できます。
お金が欲しければ働くし、欲しくなければ働く必要ななし。
独身であったり、子供が巣立ってお金がかからなくなったから働かない、なんて選択肢も間違いではありません。
最低限の収入は、本業で得ているのですから。
副業が本業の収入を超えることも、大いに有り得るでしょう。
そうなれば、どちらが本業というべきかわかりませんが。
何れにせよ裕福か否かは、副業が鍵を握る時代になると考えて間違いありません。
個人の特殊技能、スキルが生き残る条件となる


副業=アルバイトと考えているならば、それは間違いです。
一時的であれば、アルバイトで収入をカバーすることはいいでしょう。
しかし継続して働く場合は、そうはいきません。
AI化、ロボット化により、単純作業はますます淘汰されていきます。
またアルバイトで、減った収入をカバーすることは難しいでしょう。
副業=フリーランスと考えるべき
副業の時間は、フリーランスとして仕事をすべきです。
フリーランスとは、組織に属せず個人の技能で商売をする働き方。
特殊な能力、才能、経験を生かした働き方です。
逆にいえば
特殊能力がなければ、生き残れない時代といえます。
誰でも出来る単純作業系はロボットに変わります。
副業とはいえ、アルバイトですら職を失う時代となるでしょう。
副業も本業と同じくらい大事。
副業を失うことも、死活問題となります。
特化した技能の準備が絶対条件
誰でも出来るわけではない特化した技能が、これからの時代を生き残るための絶対条件です。
本格化する副業時代のために、特殊技能を準備しておくべきなのです。
特化する技能を選定し、そのスキルを磨き、スタート出来る状態に今からとりかかるべきです。
特殊技能とは何なのか


特殊技能といっても、何を特殊というのか。
簡単いえば、専門的な仕事ってことです。
誰でもできる単純作業でない、専門職です。
時代にあった仕事ならばweb関連の仕事でしょうね。
web関連の特殊技能を身につける
web関連であれば在宅で仕事が可能でいて、AI化が難しい世界です。
主な仕事を上げると
- プログラマー
- webデザイナー
- イラストレーター
- webライター
- 動画編集
- ブロガー、アフィリエイター
- YouTuber
こんなところでしょうか。
ブロガーやYouTuberの敷居は低いですが、収入化が難しい。
やはり専門であればあるほど、高収入となる傾向です。
しかしブロガーであればwebライティングの技術が身につくのでwebライターに応用できますし、YouTuberであれば動画編集の応用がききます。
応用を見据えてチャレンジすることも、いい考え方だと思います。
本業を副業に活かす
本業が既に特殊技能である場合は、本業をそのまま副業に活かすことが簡単な方法です。
- 大工
- 漁師
- 設計
例えばこのあたりですね。
既に特化した技能ですので、仕事は引く手あまたでしょう。
大工、漁師は副業の必要があるのか、疑問ではありますが(汗)。
好きを仕事にする
本業があるため、ある程度の収入は確保できています。
どうせ副業するなら収入よりも楽しさを重視して、好きなこと仕事にする働き方もありです。
楽しくお金が稼げれば、最高ですからね。
例をあげれば
- カメラマン
- 裁縫で自社製品販売
- 講師
- 保育関連
カメラが好きならカメラ関連の仕事をしたり、裁縫が好きなら自分で製品をつくって販売してみたり。
教えることが得意ならば、講師系が最適でしょう。
副業時代は最高の時代なのだ


今までのように本業1本では、人生の大半を会社が握っている状態です。
奴隷のような状態でも、我慢せざる得ない人も多々いることでしょう。
給料面だって、先が見えている状態です。
しかし副業時代となれば、ベストな働き方を手に入れることが可能になります。
なぜなら
安定収入を確保しながら、新たなチャレンジが可能であるからです。
生活がありますから普通に考えれば、思い切った冒険することはできません。
しかし副業時代は安定収入をある程度確保しながら、新たな世界にチャレンジができます。
副業が大成功して高額収入を得ることだって十分にあり得る話しですし、やりたかった仕事をやってみることも可能です。
働くも休むも、自分次第ですしね。
まとめ
会社依存から個人の時代へ。
この時代ははもうすぐではなく、もう来ているのです。
副業、兼業の会社が広まることは、時間の問題。
特化スキルを身に着けておかなければ、時代に対応ができなくなります。
今後ますます会社は、個人を助けてくれなくなるでしょう。
自分と家族は、自分が守るしかありません。
特化した技能を身に着けてスキルを磨き、フリーランスとしても生きているように準備しておくべきなのです。